通算800日使ったリモワのサルサが寿命間近。そろそろ新品の購入時か
昨年6月に、リモワのサルサの取っ手の修理をしてから早いもので一年が過ぎた。その後、交換した取っ手は何の問題もないが、各所にヒビワレができたため黒いガムテープを貼って凌いでいる。
この一年で通算何日使ったかな? 180日前後くらいか。
ということは6年前に購入して以来、合計800日ほどガラガラと持ち歩いたことになる。
スペイン・グラナダのゴツゴツした石畳、インド・バラナシの汚い旧市街、タクラマカン砂漠のオアシスの町と、世界中のいろんな環境を一緒に旅したものだ。小さなヒビワレがこの一年で急増してきたからそろそろ寿命かも。旅行中に大きく壊れたらイヤだし、この際だから新しいものを買うことにした。
例によってネットで探して並行輸入品を買った。
今回も「4輪にするか2輪にするか」「新シリーズが発売されたがそれはどうか」などといろいろ検討したが、結局いつもの2輪のサルサを選んだ。
日本の輸入代理店である林五を通した品を買わないことにしているのは、
以前書いたとおりの理由による。 僕には何のメリットもないので。
「正規輸入品は安心です」とか言われると「並行輸入品は不安なのか」とつい思ってしまうが、それは代理店のイメージ戦略にのせられているだけだ。ドイツやフランスで普通に販売されているものが並行品として入ってきているのだから、品質にはなんら問題がない。
6年前に購入したものと、最新のものを並べてみたが、外観はそれほど違わない。
6年前といえば僕はまだNikon D200を使っていた頃だ。カメラはその後D300に代わり、さらにD90→D7000→D7100へと変遷した。メインのレンズも入れ替わったし、Macも替わった。デジタル環境の変化に比べると、スーツケースはほとんど変わりがない(そういえばカメラバッグもこの6年間同じものを使っている)。
新旧の一番の相違は、鍵かな。
上が旧型、下が新型。
旧型は、ダイヤルロックの数字が小さな窓の中にあった。
スーツケースを開ける際に目をロックの正面に持ってこないと窓の中が見えないし、数字も小さいから薄暗いホテルの部屋ではよく見えなかった。たぶんそういう意見が多かったのだろう。数字の視認性はよくなった。
世界共通の5年保証はもちろんついているが、日本の輸入代理店林五の方針でこの保証は日本では適用されない。あいかわらず日本だけガラパゴスな状態だ。だから並行輸入品は保証がないのと同じようなものか。壊れたら海外で修理すれば無料なんだけど海外出張中にその時間はとれないし。
なお林五を通したリモワ製品には、林五が独自の「5年間保証」をつけている。これはリモワ本社がつけている5年保証と名前は同じだが中身はだいぶ見劣りする。たいした保証ではないから(ぼくの感覚では)保証がないのと大差ない。
新型と旧型で、総合的な使い勝手は大差ないだろう。傷だらけの旧型はインド旅行専用にして、新型はヨーロッパへ行くときに使うつもり。
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