D800をテスト撮影 – 2
今日はD800のRAWを各社のソフトで現像して違いを比較したかったのですが、D800はまだ発売前のカメラのため純正以外のサードパーティーによるソフトはRAWに未対応でした。仕方がないので暫定的に、D800のRAWを純正ソフトで、D700のRAWを各社ソフトで現像して結果を比べました。
それぞれ+側に露出補正をして、ホワイトバランスをオートに設定して縮小した以外は、手を入れていません。それらの各写真をPhotoshopで開いて見比べると色やトーンがずいぶん違いました。しかしウェブブラウザ(うちではSafari 5.1.2)ではそれほどに階調や色の違いが目立ちません。どうやらウェブブラウザの写真表現力はあまり高くないようです。やはり写真を見るならPhotoshop、あるいは写真専用ソフトでなければならないと思いました。
ここに写真をアップしますが、もしご覧の環境がノートPC+ウェブブラウザだと、ほとんど違いがわからないかもしれません。けれどもよいモニタを使いPhotoshopなど写真用ソフトで見れば違いは如実に分かります。
ぼくにとって意外だったのはView NX2の結果がとてもよかったこと。5年前は、ニコンの画像エンジンは仕上がりがイマイチで積極的に使いたくはありませんでしたが、EXPEEDが代を重ねるにしたがいクオリティが上がってきたようです。
CS5はややマゼンダにころんでいますが、メリハリがある写真らしい画像で好感が持てます。フローリングの床は新築したばかりのような風情です。Capture one 6 proはぼくのお気に入りソフトですが、オートホワイトバランスは補正が効き過ぎて青にころんでしまいました。それを除けばスミからハイライトまで階調が豊富で商業印刷向きなデータに仕上がっています。さすがです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません