世界でいちばん美味しいアイスクリームを本店で食べてきた【Rocambolesc】
バルセロナから高速鉄道に乗って古都ジローナに来た。この高速鉄道は終点が遠くパリだが、今回はバルセロナから約40分乗ってジローナに到着。
ジローナは、10世紀にはイスラム圏だったスペインとフランスとの国境にあり、以来何度もフランスとの戦争の舞台になった。町を囲む城壁が今も残る。
人口10万弱だから中心部はそれなりに大きい。
メインストリートであっても、のどかな田舎町風情が漂う。
メインストリートの奥にはモンジュイックの丘がある。その名のとおりかつてはユダヤ人街だったところで、道は狭く、曲がりくねっている。
バルセロナにもモンジュイックの丘があるが、そちらは名前だけでユダヤ人が住んでいたわけではないらしい。
世界でいちばん美味しいアイスクリームの本店へ
“エル セジェ-ル デ カンロカ"は、英国の料理雑誌"Restaurant"が選ぶ料理界のアカデミー賞「世界のベストレストラン50」で2015年度ナンバーワンに選ばれた、ジローナが誇るレストラン。
以前、同賞で5回も世界ナンバーワンに選ばれたあの"エルブジ"もまたジローナ県にある。 この一帯は世界一の食通の地域なのだ。
その、カンロカのパティシエが作ったアイスクリーム店が旧市街の一角にある。カンロカのデザートをアイスにしたものだから、世界でいちばん美味しいアイスクリームといっても過言ではないだろう。 アイスクリーム店の名はRocambolesc。
夏ということもあって地元の客がひっきりなしに来店する。
店員は黒髪の、気立てのいい娘。
はにかんだ笑顔がかわいらしい。 青リンゴとバジルのアイスクリーム。
小カップの値段は2.90ユーロ。トッピングをすると3.30ユーロ。 温かいブリオッシュの中にアイスを詰めこんだ"パネット"。
アイスはいくつ食べても美味しい。
外の気温が35度というのが嘘のような涼しい店内であった。
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