旅するフォトグラファー が三脚を選ぶポイント
15年ほど前から旅行用のスーツケースはリモワのサルサと決めている。理由は容量82Lながら重量3.5kgと軽量だから。
初めてサルサを買った頃は2輪モデルしかなかったし、その後4輪モデルが追加されてからも収納性と耐久性の観点から2輪モデルを選び続け、今使っているものは2013年に購入した3代目だ。
このサルサ82Lを選ぶもうひとつの理由が、長辺73.5cmであること。
その長さがあれば、雲台を付けた三脚がちょうど収まる。
旅先ではバッグの数をできるだけ少なくしたい。スーツケースと別に三脚ケースを持つのは公共交通機関での移動が多い旅だとわずらわしいし、忘れ物の原因になる。長旅で疲れが溜まると必ずなにかを忘れるんだよな。
ぼくにとって、三脚とスーツケースはセットのようなものだ。
ぼくの標準三脚であるベルボンのカルマーニュ630+エルグの雲台が収まるのがサルサ82Lなのだ。ただし昨今はカメラがミラーレスになって軽量化したこともあり、三脚も軽量化してカルマーニュ530クラス(脚の最大径が25mm)+ライカの自由雲台を使うようになった。写真のとおりスーツケースにぴったり収まっている。
ジッツォとベルボンでは足の長さが微妙に違うが、どのメーカーであれリモワのサルサ82L 2輪モデルに収まる縮長であるか否かが、ぼくには三脚選びの重要なポイントだ。
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