イスラム教徒が豚食に挑戦? 初めて食べたその味は「ストロベリー味」だった
撮影アシスタントのイムロンさんはジャワ出身のイスラム教徒。
イスラム教の法則により豚を食べることはできない。
なんで豚を食べられないかというと「穢れている」からなんだそうだ。穢れの概念は文化によって違うから、なんでだろう?と考えても仕方がない。
ただ、イムロンさんはバリ島に来て20年余りもたつから、どこのバビグリン(バリ島名物の豚の丸焼き)がおいしいかを食べたことがなくても知っている。
バビグリンと大きく描かれたTシャツがあったので、ジャワでこれを着て歩いたらマズいことになるの?と訊いたら、「BABI GULING の下に 100% HARAL と書いておけば問題ない」と笑って答えた。
ハラルとはイスラム教に基づく調理法のことで、とくに肉料理はハラルにしたがって調理したものでなければイスラム教徒は食べることができない。実際にはイスラム圏外にいったらハラルはないから、厳密に食べない人はあまりいないんだけど、ともかく豚は「穢れている」からいずれにせよ食べることはできない
今日はクロボカンのケーキ屋にいったら、お店のイチオシでブタのおかしがでてた。
その名もMrs.Piggyというから豚そのもの。なんとなく名古屋駅の菓子店で売っている ぴよりん を連想するが、コンセプトは同じようなものかな? ぴよりんはひよこだけど。
料金は35000ルピア。イムロンさんが興味深そうに見つめているから勧めたら、お皿を手にとって食べてみることに。イムロンさんの人生初のブタ食です!
豚にフォークを刺すところを見ているこっちがドキドキしてしまった。
味は「ストロベリー味でおいしい」とのことで、満足そうだった。
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