【謝罪】B社の社員から陳謝メールが届きました。
メールボックスに「B社社員です」というタイトルのメールが来ていた。
むむ。いったい何だろう。
果たして抗議のメールだろうか。
岡山県岡山市の建設会社 B社は、写真家の作品を自社ウェブサイトに無断利用しておきながら、問合せを重ねても知らん顔しているコンプライアンス軽視な会社だ。ぼくはB社を著作権侵害で提訴しているのだが、この法令を軽んじる会社はそれに対して「無断使用の件はいい加減にあきらめろ。さもないとただじゃ済まさないぞ」という強硬な挑戦状でも送ってよこしたのだろうか。汗。汗。
と緊張しながらメールを読んだら、内容は想像したのとはぜんぜん違っていた。
それはB社社員からの謝罪メールだった
書かれていたことをかいつまむと「当社が有賀さんにご迷惑をお掛けして申し訳ないです。無断使用の件は、社員として大変恥ずかしいです。私はB社を代表する立場にはありませんが、一社員として謝罪いたします」ということであった。
これまでぼくがコンタクトをとったのは、「あたし何にも分からないんですよー。フフフ」と女子力を発揮してさっさと電話を切ろうとするB社東京オフィスの下っ端社員か、「有賀さんのおっしゃることは当社を中傷するものです。中傷するからにはこちらは訴訟することもありえますが、有賀さんはそれでもよろしいのですか」などと慇懃に逆ギレするB社社長だったから、B社は上から下までろくな社員がいない会社だと思っていた。
しかし、100人ほどの社員の中にはまともな人もいるのだと認識を新たにした。
まともな社員であったら、写真を盗用しておいてしらばっくれる社長には恥ずかしい思いをしているに違いない。現代はコンプライアンス重視の社会。裏表のある社長の行いによってB社は社内外での信用が低下し、同社が力を入れる太陽光発電や架台の販売にも影響がでているという。
一社員の個人的なメールだから裁判には影響しないが、心強い応援だ。
どうもありがとう>B社社員。
ディスカッション
コメント一覧
ご無沙汰しております。
本件、こちらのページにはB社が勝訴したと記載されてしまっていますよ。
ご確認下さい。
http://web.archive.org/web/20170701073543/http://solar-generation.net/archives/4256
早速リンク先を確認しました。
弁護士のサジェスチョンに従って、告訴の相手を変更手続き(B社社長個人から株式会社B社へ)しているところです。B社社長にもそう文書で伝えてあります。何を根拠に「勝訴した」といってるんでしょうかね。虚言癖でもあるんでしょうか。社員が「この社長は裏と表で言うことが違う」と嘆くわけですねえ。
裁判はちゃんと続きます。
リンク先にもメッセージしました。
教えてくださってありがとうございました!
失礼いたします。 碧 水園「株) 岡やま 後楽えん カフェボート運営しているようですね H26年~ その代表をされているようですね
B社社長ですか? 電話で話をしたとき「私はいろんな会社を経営していて忙しいんですよ」とのたまっていました。だから写真1枚の使用料なんか払えないとでも言いたげでした。「忙しい」という言い訳でお金を払わなくても済むのなら、ぼくも業務で請求書が来たら「忙しいからお金を払えません」と開き直ってみようかな。
そんなことをしたらB社社長と同じレベルの人間になってしまうからしませんが(笑)
2へのご回答ありがとうございました。佐村河内氏や東京五輪エンブレム盗作問題よりも、写真ですし悪質ですね。
「俺が無料だと言ってるんだから無料でいいんだ」というB社社長の姿勢は、コンプライアンスを軽視するどころか社会を馬鹿にしています。ふだんから取引先にもこういう態度でいるのかもしれませんね。
こんにちは。上記の口コミサイトに内容が事実でないことを申し伝えたほうがよろしいのではないでしょうか?
誰でも入手できる写真というのが、たんにネット上にアップロードされているのか、フリー素材なのかきちんと書き分けられていない点があやふやで良くないと思いました。
誤解を招きかねない表現であり、このB社社長氏の弁では間接的に有賀さんの撮影された写真が無料で誰でも使用できる画像だと言われているに等しいと思います。ひどいです。
おはようございます。
上記口コミサイトには、12日にご説明のメールを送りましたが、いまページを確認したらいまだ反映されていませんでした。あらためてメールを送ります。お知らせありがとうございます。
口コミサイトの方更新されていますね。
要注意の会社、とまで書かれてます。どこぞの会社と違い対応が早いですね
お知らせをありがとうございます。
著作権侵害をして開き直るB社は確かに要注意会社ですね。そんな社風に嫌気がさす真面目な社員もいらっしゃいますが、いさめの意見があっても社長は聞くつもりがないのだと思います。
はじめまして。
著作権侵害訴訟などの有益な記事を、ありがたく読ませていただいています。
僭越ではありますが、残念に感じる表現がありました。
記事内の、『女子力発揮して』と記載されている部分です。
無責任な対応を笑いながらするのは、女子力と呼ばれるものでしょうか。
他の人物の性別については触れられていませんが、同様に記すと、
B社社長の厚顔無恥な『男子力/女子力』、
B社社員の誠実に対応したいと思っている『男子力/女子力』ともなり得るので、
各々の人間性として表現していくのはいかがでしょう。
「無責任な対応を笑いながらするのが女子力」ではありません。当記事にはそのような表現はありません。
ここでは「女子力を発揮して年上の男性のぼくに電話伝いに色気を感じさせる声と微笑をしながら無責任な対応をしている社員がいた」ことを表現しています。この社員が自分のことを「私」ではなく「あたし」と呼んでいることと、笑い方が「ハハハ」でも「へへへ」でもなく「フフフ」であることからもそれが伝わると思います。どちらも業務の電話なら通常はしないことです。
本記事は著作権侵害についての記事ですので、他の社員の性的な力について考察するのは脱線するだけですから、いたしません。
ご返信ありがとうございました。
言葉の解釈の相違があることがわかりました。
当方も男性ですが、『女子力を発揮』という言葉を『女性の色気を利用』との認識はございませんでした。
お時間を取らせてしまい、申し訳ございませんでした。
言葉の解釈について、マイナビニュースの以下の記事が参考になります。
「女子力」ってなんだと思いますか? –男性に聞いてみた
簡単にいえば「女子力=男性を惹き付ける力」と理解している人が一般的です。したがって当記事の言葉の用い方は妥当なものだと思います。