アンダルシアのシェリーで迎え酒
スペインで何をしているかというと、バル巡りをしている。
街を歩き疲れたら、バルに入ってタパスとシェリーを頼んでひと休み。
などと書くと遊んでいるようにしか見えないかもしれない。タパスは美味しいし、シェリーはのどごしがいいし、すてきなバルをみつけて椅子に座るのが仕事とはフォトグラファー冥利に尽きるというものだ。
けれども頭の中では、チベットの広大な空間にぽつんと立ってカメラを構えるあの清々しさが忘れられない。自然とは宇宙のことなのだ。宇宙を写真に撮っているのだ。などと雑踏を歩きながら別のことを考えるぼく。
チベットの酔いから覚めよとばかりにアンダルシアのシェリーで向かい酒だ。
外はなぜか豪雨だった。
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