モンジュイックの噴水のスケジュール
夜景の噴水ショーを見に行った。
場所はモンジュイックのカタルーニャ美術館前。
ショーが始まるのは午後9時からだが、最寄り駅の地下鉄エスパーニャ広場駅に着いたのはそれよりも1時間以上も前だった。時間がありすぎるから駅の上の闘牛場を改装したショッピングセンターで時間をつぶした。ちょうどスペイン人の活動タイムだしどの店も大変な混雑ぶり。レストランも賑わっている。いったいスペインは本当に不況なんだろうか。ショッピングセンター内にいる限り、好景気にしか見えないんですけど。
タパスをつまんで腹ごしらえをしてから、美術館へ歩き始めた。
7月19日午後8時20分
このやたらと広い通りはいつも歩いている人が少ないんだけど、今日この時間はやけに混んでいる。もしかして皆噴水を見に来たんだろうか。
歩いてきた方を振りかえると、今出てきたショッピングセンターと、その向こうにティビダボの丘が夕陽に浮かんで見える。やっぱり、みんなこっちの方へ歩いている。
午後8時28分
噴水の周辺も人が大勢いて、座りやすい階段はすでに見物客で埋まっていた。
三脚を立ててビールを飲んでいる人たちもいる。
午後8時32分
もしかしてバルセロナの観光客の1/3くらいがここに集まっているだろうか?
モンジュイックの噴水がこんなに人気のアトラクションになっていたとは知らなかった。以前、ここへ来たときは、季節が違うこともあるけど噴水の周辺に少しばかりの人が集まっている感じで、静かな噴水ショーだったんだけど。
午後9時になると噴水が始まる。
午後9時12分
音楽に合わせて噴水が吹き上がる。
少しずつ、辺りが暗くなってくる。
噴水ショーはきれいではあるものの、この時刻ではまだ照明が太陽の光に負けてしまって色が見えない。
噴水が始まって15分ほどすると、早くも帰る人たちが現れ始めた。
1時間以上も待ったのに噴水が始まるとすぐに帰っていくのは、よっぽど飽きっぽいんだろうか。それで少しは人が減るかと思ったが、帰る人がいても、来る人も大勢いるから人出は増える一方だった。
噴水は、近くからでも遠くからでもよく見える。
見物客は適当に移動している。よほど写真撮影に力を入れているのでなければ、早く来て場所取りをしなくても、どの方向からでも見える場所はたくさんある。もし寒い時期なら座って待っていなくてもよいと思う。
午後9時27分
音楽に合わせた噴水ショーは25分程度続き、5分の休みを挟んで次の回が始まる。休みの間も音楽がないだけで噴水は続いているから、エンドレスに続いている印象だ。そろそろ団体客が帰っていくが、それ以上に個人客がエスパーニャ広場駅から続々とやってくる。
午後9時38分
写真撮影にベストな場所は、美術館をバックに噴水ショーが見える歩道橋の上だと思う。真っ暗になる前なら、歩きながらでもこんな写真を手持ちで撮影できるのは、デジタル時代のテクノロジーのお陰だ。
今日のカメラはNikon D7100 + AF-S 16-85/3.5-5.6 VR
噴水ショーを見るなら、日没の時刻を調べて、その頃に美術館前に着けば丁度よいと思う。7月19日の日の入りは午後9時20分。世界時計サイトで調べられる。それより早く来ても噴水の照明は見えないし、待つ時間がもったいない。
噴水ショーの開始時刻
5月〜9月の木金土日
21:00〜23:30
音楽にあわせた噴水ショーの開始時刻
21:00、21:30、22:00、22:30、23:00
10月〜4月の金土
19:00〜21:00
音楽にあわせた噴水ショーの開始時刻
19:00、19:30、20:00、20:30
ディスカッション
コメント一覧
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モンジュイックの噴水ショーは初めてです。
とても幻想的で美しいものですね!
バックの美術館も立派な建物です。
それにしてもヨーロッパの夜は遅いですよね。
最初の、ティビダボの丘が夕陽に浮かぶ一枚も良いです!
あの丘の上にはどんな寺院?が有るのでしょうか?・・・
いつもありがとうございます。
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日没後の噴水は幻想的でした。
一度は見に来てもよいと思います。
ヨーロッパの夏は夜が遅いですね。スペインは夜10時頃に暗くなりますが、英国なら夜11時頃まで明るいです。フォトグラファーは休みがありません。
ティビダボの丘の上にはサレジオ会の教会が建っています。
いつもあの教会が目印にして自分の位置を把握しているんですが、まだ教会へ行ったことはありません。