美人を創る
今日は仕事で銀座へ。
午後に時間があったので資生堂ギャラリーへ行った。
昨年逝去された同社アートディレクターの中村誠さんの回顧展が、6月29日が最終日で、なんとか間に合った。
山口小夜子をモデルにしたポスターが懐かしい。
彼女が米ニューズウィークの「世界の6人のトップモデル」に選ばれたのは1977年。髪を染めることもなく、欧米風のメイクをすることもなく、日本の美を体現した人だった。本当に美しい女性だった。
ポジや色校正も展示されていて、ポスターよりも見入ってしまった。
中村さんはこうして美人を創り出してきたのね。
資生堂ギャラリーを出たら雨になっていた。
1ブロック歩いて松坂屋銀座店の前まで歩いて来る。
松坂屋は再開発中で取り壊されたため、ぽっかりと空いた空間が銀座らしくなくて不思議。その横を通れば銀座ニコンサービスセンター。
今日はギャラリーへ来ただけ。さっき資生堂ギャラリーにいたファッショナブルな女の子がこっちにも来ていた。同じルートを歩いているようだ。この娘もなかなか美人だが、髪を金髪に染めている。
その後もいくつかギャラリーを巡ってから、家路についた。
ディスカッション
コメント一覧
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銀座の風景懐かしいです・・・
山口小夜子さんもお顔が浮かびますね。
若かりし頃お昼休みはお散歩がてらみゆき通りや日動画廊など観ていました。
富士フィルムの画廊で写真展なども楽しんだものです。
松坂屋が無くなった風景は寂しいものですね・・・
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Mariaさんは銀座にお勤めだったのですか。ぼくは用事があるときに行くだけなんですが、こんなところに勤められたらいいなあ(笑)。銀座はギャラリーだけでなくいいお店が多いですね。
松坂屋がなくなって、中央通りの反対側にはユニクロの大型店が出来てそこへ外国人が集まってくる。どんどん時代が変わっていくのを感じます。