熱帯の暑い一日は、渓谷で水浴びをして終る

バリ島

バリ島では、夕方4時を過ぎると人々が川へ降りてきて洗濯やマンディ(水浴び)を始める。バリ島の川はほとんどが渓谷だから、洗濯物を持って深い谷底へと降りていく。

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バリ人がする洗濯の大変さに比べたら、日本人の洗濯は自宅の洗濯機がするから簡単で、あんなものは洗濯のうちにはいらないと以前書いたことがある。「日本の洗濯もたいへんです」と思う人がいたら、いちどバリ島にきて、洗濯物を持って谷底へ洗いにいってみるといい。きっと洗濯機への感謝が深まるだろう。

ちなみに70代になるぼくの母もまた「洗濯は洗濯機がするもの、自分は干しているだけ」と言っている。日本でも昭和30年代までは冬でもたらいに水をためて(あるいは川へいって)手で洗っていたのだ。日本の冬は寒い。氷水に手が切れるような思いをしながら洗濯をするのは本当にツライ。あれにくらべたらバリ島の洗濯は水があたたかいから楽だな。

一日の仕事を終えてのマンディ(水浴び)も川で。

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愛犬家かな。
犬もいっしょに水浴びをしている。

緑豊かな渓谷での水浴びは気持ちよさそうだ。場所によっては、男たちはすっぱだかで、女たちもかなりギリギリな格好で水に入っている。開放感があってますます気持ちよさそうだ。

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バリ島

Posted by ariga masahiro