珊瑚の島、レンボンガン島の白砂の上を歩く
古都ジョグジャからバリ島へ戻ると、早速スピードボートに乗って、東南に浮かぶレンボンガン島へ向かった。珊瑚礁が島になったレンボンガン島は、砂浜が白く、海は碧く、いかにもトロピカルな雰囲気の島だ。
さあ、上陸。
白い砂は、すべて珊瑚が砕けて砂状になったもの。
上空から見たレンボンガン島。
遠くに聳えるのはバリ島の聖なるアグン山。
ちょうど一ヶ月前に、日本人7名のダイバーが行方不明になる事件があった。彼女たちが最後に潜ったのはレンボンガン島の北側で、この写真の右端中央付近になる。晴れていればこんなにもトロピカルな島だが、悪天候になれば滝のような豪雨と共に、船に雷が落ちてくるから怖ろしい。
レンボンガン島は4平方キロほどの小さな島で、人口約2000人。
村人の全員が互いに顔見知りなのだそうだ。
マングローブ林をボートでゆく。
海面に浮かぶ塵や油のようなものは、マングローブの花粉。
生命力に満ちた海だ。
マングローブというと、海面にたくさんの根を下ろしている独特な植物を思い出すけれど、実は「マングローブ」とは満潮時に海水と淡水がいりまじる沿岸に生えている植物の総称で、「マングローブ」という名の植物はないのだそうだ。
しかしながらレンボンガン島は珊瑚礁の島だから淡水はない。それなのになぜマングローブ林があるのか、理由は分からないという。この世界は、まだまだ分からないこと、不思議なことがたくさんあるね。
島全体が珊瑚でできているだけあって、レンボンガン島の周辺の海に潜ればどこまでも珊瑚が続いている。
ダイビングスポットとして人気を集める海域だけのことはある。
今日は、そんな自然を満喫してきた。
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