夕暮れのジョグジャカルタ
ジョグジャカルタは地方の城下町といった風情で、街の中心にはスルタンの王宮がある。ぼくは駅近くのホテルに泊まって、暗くなり始める時刻になると、近所の中華食堂へ夕飯を食べに行った。
表通りは人が多い。
インドネシアの人力車はベチャという名前で、人を前に乗せて走る。
前からやってくるベチャにカメラを向けたら、お客の女性が嬉しそうに親指を立ててくれた。インドネシア人は写真が好きで、撮るのも撮られるのも好きだから、こんなスナップも撮りやすい。屈託がないというか、こんなふうに伸びやかな心で生活できたら、人生は爽やかなものになるに違いない。
彼女のように、毎日を笑顔で過ごせたらいいね。
ジョグジャの中央駅(トゥグ駅)。
この線路はどこまで続いているのだろう。
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