縦長フォーマットで人物撮影すると、意外に格好いい
デジタルカメラを使うようになって便利になったことのひとつが、フォーマット(アスペクト比:縦横比)を自由に切り替えられること。
ぼくが使っているパナソニックGX7には、4:3、3:2、16:9、1:1の合計四種類のフォーマットが用意されている。
これらのうち、4:3、3:2はぼくもフィルム時代からよく使っているから馴染み深い。それからハッセルブラッドなんかと同じ1:1もプロっぽいというか、アーティストっぽいというか、使いこなしがいのあるフォーマットだ。
それらに比べて細長い16:9は何のために用意されているのかぼくには分からないフォーマットだった。HDTVの標準画面サイズらしいんだけど、ぼくは家にいてもテレビを見ないし、仕事で動画の撮影もしないから、ぜんぜーん関係ないと思っていた。
けれども先日、レストランのシェフを撮影をしているときに何気なく16:9を選んだら、被写体は引き立つし構図はシマルし、意外に面白く見えることに気がついた。上の写真がそれ。トリミングしなくてもこうやって写るんだよ。
なかなかいいなー。これ。今後は16:9で人物撮影をしようか、と一瞬だけ思ったけど雑誌のフォーマットと違いすぎるから実用的ではないかもしれない。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません