雨上がりのタナロット寺院はふだんよりも幻想的な夕焼け写真が撮れる
今日、1月31日は中国の旧正月。
インドネシアでも国の祝日になっている。
バリ人の日常生活に何の関係のないこの祝日は、国内外からのツーリストが激増する日でもある。観光地や中華料理店は、華僑や中国人民でどこも大混雑。人民は道路にまであふれている。
そしてこの日は、例年豪雨になる日でもある。 バリ島は雨季の真っ最中だからいつ雨が降ってもおかしくないが、毎年、この日は特に大雨になると決まっているのだそうだ。
そんな日に、無謀にも夕景を撮影する計画を立ててしまった。 というのも、ぼくはハズレのない晴れ男なので、雨が降らないだろうと踏んだのだ。この日、撮影につきあってくれた美女のトモコさんもハズレのない晴れ女なので、無敵の晴れコンビで天気の神さまに挑戦することになった。
結果的に今日の一日は、薄日が差す撮影向きのよい天気だった。
そして夕方。
海に浮かぶタナロット寺院。
青い雲が垂れ込める空に、夕焼けが鮮やかに浮かび上がる。強い風によって夕焼け雲がどんどん流れていく。なかなか劇的な風景だった。
海岸を見渡せば、左手の遠方には雨が降っているのが見える。 右手も雨っぽい。ちょうどぼくらがいるタナロット寺院の上だけに夕焼けの光が差している。この景色を見てわかった。ぼくは天気の神さまに挑戦したつもりだったが、バリ島の神々に護っていただいていたのだった。
感謝を込めて、D7100を三脚につけてパチリ。
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