シャッターチャンスは二度と来ない
今年2月に撮ったカトマンドゥの旧王宮広場の夜景写真。
夜景を撮るために、この撮影場所には2回足を運んで撮った。まずまずの仕上がりではあるものの、期待していたレベルには達しなかった。
この写真では右のナラヤン寺院がライトアップされているが、左のシヴァ寺院には照明が当たっていない。本当は、両方の寺院がライトアップされている写真を撮りたかった。
カトマンドゥ市内は電力不足のため地域ごとに時間を決めて計画停電が実地されている。ナラヤン寺院とシヴァ寺院は別の地区に属するため、なかなか一度に両方がライトアップされないのだ。ということを、ぼくはこの場所に来てカメラを構えてから知った。
そして週に1度だけ両方の寺院がライトアップされる曜日があることが分かり2回目の撮影にきた。だが、旧市街の地域割りがよく把握できなくてその時撮ったのが上の夜景写真だ。それでもこの時は特に気にしなかった。また来て撮ればいいや、と思って帰国した。
そしたら、4月の大地震が起きた。
写真は一期一会という。
しかし次回の方がよい光に恵まれるかもしれない。きっと次に来たときはもっといい写真が撮れるだろう。そんな風に都合よく考えたのだが、まさかこんなことになるとは。
どちらの写真もPanasonic GX7 + 7-14mm/f4で撮影した。
ディスカッション
コメント一覧
神様からの言葉としたら、今、この一瞬を大事にしなさいってことでしょう!
命も建物も未だ未だ存続する事を疑わない人が多いから急に亡くなったり、自然災害で崩壊したりすると、皆が慌て捲る、怯え、おののき、恐怖心でざわつく、涙する
大切な時間を一瞬、一瞬過ごして行けば少なくとも後悔が減ります
こんにちは。
「今、この一瞬を大事にしなさい」
その通りだと思います。けれども日常が慣れになってしまって、時間や機会を大切にしないで過ごしてしまうことがしばしばあります。そんな自分の緩んだ心を立て直す機会をいただきました。
今いるこの場所、この時間が自分にとって大切なんですね。
人間だから気がつくと流されがちな毎日ですが今日が最後の日だと思ったら人は何をするでしょうか?よく、癌で余命宣告された人は残りの日々をどう過ごすか考えると聞きますが癌でなくても大事な事ですよね
有賀さんはネパールやバリと関わる事で沢山の事を身を持って気づかされてるんだと
感じます!多分、成すべき事が有るのでしょう?(^ー^)
お帰りなさい! 久々の日本は暑いですか?
休養をゆっくりお取り下さいな♪
余命3ヶ月と言われたら自分はこれからどうするか? 自分のすべきことが本当に見えてくるかもしれませんね。
今この一瞬を大切に思うことが、自分が成すべきことを成すことにも通じるのでしょう。
でも日本は暑いですね(^_^;)
スペインもネパールも乾燥しているから、日本の湿気は別の次元の暑さです。帰国後はおとなしくしています。