ネパール大地震その後……子供たちも小さな手で瓦礫を運ぶ
カトマンドゥ郊外の町、サクーを再び訪れた。
大地震から3ヶ月が過ぎて、ずいぶん片付いてきた。
この状態で片付いたのか?と問われれば「当初に比べてずいぶん片付きました」と答えられると思う。大地震の後は崩れた家屋の残骸が2階の高さにまで通りに積み重なり、人々は岩山を登るようにして町中を歩いていた。それがいまでは表通りは自動車が通れるダートの道になっていた。
大勢のボランティアの人たちが活動していた。
ボーイスカウトやガールスカウトの子供たちも小さな手を動かしている。こうして毎日少しずつ地震の傷跡が薄らいでいく。
けれども2ヶ月前に、若い女性が素手で掘っていた山のような瓦礫を見たら今もそのままだった。その上に夏草が生えていることに季節を感じた。あの女性はどうしているだろう。
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