モスラのモデルになった怪蝶クプクプバロンが部屋の外を飛んでいた
部屋の窓で、巨大な蛾が羽を休めていた。
これはもしかしてクプクプバロンではないか。と思ってネットで「クプクプバロン」の画像検索をしたら、同じ名前のリゾートホテルの写真ばかりが並んだ。
これじゃない、これじゃない……。
現地の言葉で、クプクプは蝶、バロンは獅子のような聖なる神さま。
クプクプバロンは「鳥のように大きい」と聞いていた。しかし実際には雀よりも少し大きいくらいかな。たしかに鳥のように大きいといえなくもないが…。とはいえその姿はおどろおどろしい。
ところで、英語もインドネシア語も蝶と蛾を区別しない。 英語なら蝶も蛾もbutterflyだ。
日本語では、蝶と蛾とでは印象が随分違う。「夜の蝶」というと日本語なら艶やかな女を想像するが、英語なら蛾のことだ。ああ、艶やかな女は蝶というより蛾かもしれないな。文学的な話はともかく…
30年前なら、そこら中に飛んでいたというクプクプバロンも、最近はめったに見ることはない。ぼくもこれが初めて見た。昨晩、チャロナラン劇を途中で帰ったので精霊が追いかけてきてくれたのだろうか。
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