深夜の霊劇
ウブドの東側にある村、ペジェンのプサリンジャガッ寺院で、
満月の日からオダラン(寺院祭)が続いている。
ここのオダランは日が落ちてから始まるので、水行をして、バリの正装を着て、それから夕飯を食べてから寺院に向かった。
礼拝の一連の式典が終わったのが夜の10時過ぎ。
それから、チャロナランが始まる。
チャロナランはバリ島の神々が集まる霊劇で、深夜に行われる。
このオダランのために集まったバロンが3頭もいて、それぞれに神さまが降りてバロンダンスをしたら劇がまだ始まらないのに深夜24時をまわっていた。
これから劇が始まって、ランダが登場するまでにあと2時間くらいか……。
と思ったら急に疲れてしまい、宿に帰ることにした。
チャロナランは、途中で帰ると悪霊が後をついてきて酷い目にあわされるという話だが、まだ始まらないうちに帰ってきたのだから、心配ないだろう。
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