フランス王とスペイン王女が結婚式を挙げた町
サン セバスティアンから市バスで東へ30分、漁師の町オンダリビアへ来た。
オンダリビアはバスク風の窓枠がカラフルな家が並び、レストランやバルが多い。お客の多くはフランス人だ。それもそのはず、オンダリビアは川の対岸がフランスで、1.8ユーロの船賃で渡しが頻繁に往来している。フランスからピンチョスをつまみに来る人が多い。
渡し船の時刻表を見たら、最終便は平日が0時30分、週末は1時だった。もちろん夜だよ。中央線の最終電車なみの夜の遅さだ。
オンダリビアは、1660年6月3日にフランス国王ルイ14世とスペイン王女マリア テレサが、この町の教会で結婚式を挙げたことでも知られている。絶頂期を迎えるフランス王国と、太陽の沈まぬ帝国スペインの、王と王女の結婚式だ。さぞ壮麗だったことだろう。
川の対岸に見えるのがフランスのエンダイヤ(フランス語でアンダイエ)。
あっちではフランス語が話されているのか…..
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