カメラの速写ストラップを自作した
ニコンの一眼レフを持つときに、ぼくはブラックラピッドの斜めがけの速写ストラップを愛用している。ブラックラピッドは優れた製品ではあるが、小型軽量なミラーレスカメラにはストラップの幅が太すぎて、やや大げさな感じがしないでもない。
そこで、ミラーレスカメラ用にシンプルなものを自作することにした。東急ハンズで買ってきた素材はこれ。
- ナイロンバンド15mm幅を150cm。
160円/mで、10cm単位で買えるから、240円。
このナイロンバンドはニコンのカメラを買ったときに付属しているストラップと>同じ製品だった。おそらく同じメーカーが作っているのだろう。 - ナイロンバンドを止めるプラスチックのパーツは、名前は分からないけど袋にブラコキバンと書いてあった。
15mm幅2個入り、70円を2袋、計140円。 - YKK製のカラビナ。200円。
締めて税込み596円だ。ブラコキバンは実際には3個使う。
こんな感じでバンドを輪にして止める。
止め方はいわゆる「ニコン巻き」。
端が内側にくる止め方で、邪魔にならないし緩まない。実用的で見た目にスマートだから、ニコンユーザーでなくてもこうして止めている人は多いと思う。
なんでニコン巻きというのか知らないけど、昔からそう呼ばれている。ニコンのサービスセンターにカメラを預けると、こうやって結び直されて返却されるのが理由なのかもしれない。
軽量なミラーレスカメラにはちょうどいい幅の斜めがけ速写ストラップができた。ミラーレスはストラップも軽量でないとね。
さっそくGH3に着けてみる。
ここまでは自作で簡単にできる。
ハサミもいらないし。
しかしカメラの三脚穴に着けるネジに適当なものが東急ハンズでは見つからなかった。ぼくは、たまたま引き出しの中で余っていたサンスナイパーのネジを着けて、ちょうどよかった。
もしブラックラピッド製品のネジを買うならAmazonで売ってるこれがいいと思う。
というのも、カラビナに接触する部分の断面がこの製品のように円形をしている必要がある。ブラックラピッドの現行品のネジであるファステンR-3はやや角がついていて、歩く振動でカラビナを削ってしまうのだ。もし気がつかないで歩き続けたら、カラビナが折れてカメラが落下するだろう。
実はアマゾンに完成品があった
ところで、アマゾンで探したら、ストラップとネジのセットが送料込み1480円で売っていた。カラビナがない簡単なものだが、GX7と小さいレンズ用ならこれでいいかも。
カラビナがないとカメラの向きが固定されてしまうから、ミラーレスのなかでも小さいカメラ専用だね。実物を見ないとなんともいえないが、GX7+20mm/1.7ならきっとこれでもいいと思う。
幅広ストラップ用もあった
アマゾンには幅広ストラップ用のカラビナとネジのセットも売っていた。
画像からはよくわからないけど、ブラックラピッドのストラップと同じ幅かな? 35mm幅くらいだろうか。このセットがあればフルサイズ一眼レフ用の斜め掛けストラップも簡単に作れそうだ。
Amazonで売っているのは中華製かな?
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