現地に行かなくても記事は書けるが、現地に行かなければ写真は撮れない
今回、ネパールを訪れて最初の日(5月8日)に書いたブログ記事 この目で見たカトマンドゥは、すでに平常に戻りつつあった がFacebookのいいね!を1000を超えました。
この記事は、日本のマスコミ各社が連日「いかに被害が大きかったか」だけをクローズアップして報道していることに疑問を感じて、「マスコミが報道しないネパール」を書きました。その頃のカトマンドゥはすでに意外なほど平穏で、ネパール人からも「日本でイメージされているほど被害は大きくないから、有賀さんからそう伝えてほしい」と頼まれました。
もちろん、家屋が倒壊したり、家族が亡くなったり、悲嘆に暮れるネパール人は少なくありませんが、そればかりが震災後の姿ではないのです。多くの いいね!をいただけたのは、同じようにマスコミの姿勢に片寄りを感じる読者が少なくなかったからだと思います。
そして、ネパールで書いた最後(6月4日)のブログ記事 ネパール地震後、カトマンドゥ盆地の世界遺産の現状 はいいね!を1500を超えました。そして112もシェアされました。どうもありがとうございました。
新聞社が「世界遺産の9割が損壊」というミダシで記事を書き、ついでまとめサイトが「世界遺産は壊滅」という集客記事をアップしたため、「カトマンドゥの世界遺産は全滅状態」という印象が日本中に広がってしまったので、その対策として書いた記事です。
それにしても、世界遺産の現状がどうなっているのかを実際に見もしないで、日本の机の上で文章を書いている人が多すぎます。やはり、そう感じる読者の共感を得たのだと思います。
ぼくは、自分の目で現場を見て、感じたことだけを記事にします。それは、フォトグラファーが現場に行かないで写真を撮ることが不可能なのと同じです。
ディスカッション
コメント一覧
今晩わ!有賀さん、お帰りなさい♪
ご無事でご帰還何よりです!
ネパールの現状を沢山の方に知って頂けて良かったですね☆
私達はマスコミの情報しか知らないから
現地の真実分からないですし、一部を切り取ったとこばかり映るから悲惨な状況らしいね?としか感じられない
ある意味中国の情報統制みたいになってたのかも?
もう、一昨年になるかな?実家の萩市が大雨被害に遭って全国ネットでかなり放映されて…実は合併したから萩市になってるけれど、島根県に近い須佐町で土砂災害や死者が出たり、大洪水で家が壊れたり…
萩市はいつもより少し多めの雨が降った程度で何ともなく、本当に風評被害にあってるとタクシーのドライバーから聞かされた事が有りました
やはり、真実を知りたい方々が有賀さんのFBに関心を持たれたのだと思います
これからも真実を撮すカメラマンで居て下さいね!(^ー^)
萩市ですか。
ちょうど今、大河ドラマ「花燃ゆ」の時間です。
まだ行ったことがないのですが、古都風情が美しいと聞くし、ぜひ訪れてみたいです。
それはともかく、視聴者にわざと誤解を与えるテレビ報道に、違和感を感じる人は少なくないはずです。情報統制というか、情報操作はありますね。そんなこともあって、ぼくはテレビをあまり見ません。20〜30代の頃はそもそもテレビを持っていなかったし。
これからも頑張ります(^_^)/
今晩わ!有難うございます、萩市は交通の便は悪いけれど、日本情緒のあるフォトジェニックな小京都です☆☆☆
いつかいらして下さい♪
真実を切り取るフォトグラファーで居て欲しいです!!! (^ー^)