ここからサンティアゴまで790km
ピレネー山脈のスペイン側は、ますます深い森になる。
6月といえば、スペインとフランスの国境は初夏のような感じで、新緑が麗しい。ぼくが6月に歩き始めたのは、7月25日(聖ヤコブの日)までにサンティアゴに到着したかったことと、比較的緑がきれいだから。
この辺の道は分かりにくくて、実は道を間違えて、やや遠回りをして、スペイン側の最初の集落ロンセスバリエスRoncesvallesに着いた。
東京の奥多摩を歩いているのと大差ない景色だと思って舐めていたけど、ときおり遭難者がでるだけあって道が分かりにくい。途中で、木々の向こうにロンセスバリエスの修道院の屋根が見えたからそっちに向かって歩けたらいいが、霧が出ていたら難儀していたことだろう。
あの修道院の正面に到着するはずが、裏側に到着してしまった。
ここまでサン・ジャン・ピエド・ポーから2日目。宿をとって一息入れた。
ロンセスバリエス(ロンセスバジェスと書かれることが多い)から、サンティアゴ・デ・コンポステーラまで約790km。ここから歩き始める人も多いため、山間の集落にしては人が多い。
自転車は、中世なら馬に相当するのだそうだ。
巡礼は、徒歩だけでなく、自転車でもよい。
自転車は、中世なら馬に相当するのだそうだ。
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