ピレネー山脈から歩き始めた
来週から、四谷ポートレートギャラリーで個展が始まる。
タイトルは
神の道 Camino de Santiago 〜サンティアゴ巡礼路〜
2009年6月から7月にかけて、ぼくはサンティアゴ巡礼路の約800kmを40日間で歩いた。
歩き始めたのは、フランスのサン・ジャン・ピエドポー。ピレネー山脈のふもとにある町で、多くの巡礼がここをスタート地点にする。昨年公開されたマーティン・シーン主演の映画「星の旅人たち」もここがスタート地点だった。
あるいは、パウロ・コエーリョの名著「星の巡礼」も、ここから始まった。
サン・ジャン・ピエドポーの町を出ると、すぐにピレネーの登りにかかる。しばらくすると、雨が降ってきた。そして、山々にきれいな虹がかかった。なんて幸先のいいスタートだろう。傘を差しながら、ぼくは自分を護ってくださる神々に感謝した。
ぼくは典型的なアジアの人だから、諸々の神々の存在をいつも忘れない。そして、キリストは「あまたの神々のひとり」だと受け止めている。ぼくは神々と、仏と、キリストの守護を受けてこの道を歩き始めた。こんなに多くの神々に守られて嬉しい。
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