ポルトガルの石畳はガタガタして大変歩きにくいけれどそこに味を感じる
ポルトガルの大地は起伏が多い。
車を運転したら毎日何回も坂道発進しなければならない。
歩けば、石畳の坂道を登ったり降りたりの繰り返し。
リスボンは、ローマ時代から「7つの丘の町」と呼ばれただけあって、坂道や階段が多い。旅行者は、市電やバスをどんどん乗り継げるように1日交通券を買うと便利。
車や市電も、どことなく傾斜して走っている。
ポルトガルの石畳は、正立方体の石を敷いた独特なものだ。敷いてから20年過ぎたらすり減ってしまうので別の面を表にする。そうして、一つの石で6回(120年)使うのだそうだ。
石畳を敷く技術が雑なのか何なのか分からないが、よく石が外れて穴が空いている。もともと道が波打っているところへ、石が外れていたり緩んでいたりするから、歩きにくい。それにこの石はつるつるして滑りやすい。こんな道はハイヒールでは絶対に歩けないだろう。
カメラを肩から提げたまま滑ったらイヤなので、今回はアウトドアのトレイルウォーキングでもないのに鉄人運動靴てつを履いてきた。これのソールなら滑りにくい。
それでも、突然空いている穴や、凹んでいるところで、足を挫きかけることがある。昨日は、歩道の端を歩いていたら、右足首からグキッという大きな音が聞こえて車道側に体がグラッと傾いたときは跳ねられるんじゃないかとヒヤッとした。
それにしても、こんながたがた道をポルトガル人はよくも毎日というもの歩いているなあ。ぼくは、ヨガを始めてから足首が柔らかくなったお陰で、山道でも挫くことはなくなったけどこの時は一瞬だけ痛い思いをした。
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