仙人が空を飛ぶ、インドでもっとも聖なる街バラナシに到着
ヴァラナシ。
インドで最も聖なる街は、現存する世界で最も古い街だ。
考古学の調査によれば、ヴァラナシの起源は少なくとも3500年以上前にさかのぼる。
そして、ヴェーダの時代から、この街は多くの修行者を集めてきた。
仏伝によれば、2500年前、ブッダガヤで悟りを開いたお釈迦さまが歩いてこの街にやってきたとき、街の上空には500人の仙人が宙を飛んでいたと記されている。
ぼくはカジュラホから飛行機でヴァラナシにやってきたから、聖なる街に近づくと、宙を飛ぶ仙人が見えるかもしれないと窓の外を真剣に見つめていたが、残念ながら飛んでいる人はいなかった。
そして、ガンガ(ガンジス川)のほとりに来たら、行者がたくさん歩いていた。
ほかに、ツーリストもいたし、しつこい土産物売りもいた。
さすがインド、聖なる人からうるさい俗人まで、あらゆる人たちが同じ場所にいる。
聖なる川を見つめながら、今日も一日が終わる。
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