お客さまは神さまです

ネパール

お客さまは神さまです。
そんな表現をするのは世界中で日本だけだとこれまで思っていたが、ここネパールでも同じような表現を見つけた。

Honoured guest as God.

この可愛らしいコピーは、19世紀に建てられた貴族の宮殿を改装したレストラン、ネパリチューロ Nepali Chulo の宣伝広告だ。場所はラジンパットといってカトマンドゥの北部にある。

神さまとして、どんな待遇で迎えてくれるのであろうか。

ネパリチューロの内装は貴族の元宮殿だけあって石造りのしっかりしたしたもので、ほとんどは絨毯が敷かれた座敷席だ。床に座って食べるスタイルは日本から南アジアにかけて共通する習慣で落ち着く。お客さまが神さまなのも、日本から南アジアに共通しているのかな?

ネパールの食事はどこへいってもダルバート タルカリ(ネパール風のカレー)だから基本的に出されるものはその辺の食堂と大差ない。といっても、料金は、税サ込み約Rs1500(日本円で1500円くらい)で庶民の食堂の10倍くらいするから、器も味も重厚でよいものであった。時々、その辺で民族衣装を着た人が踊っているのも料金のうちか。

接客は、神さまとして迎えて下さるほど丁重ではなかったが、普通のお客として、おいしく食事をいただいてきました。

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Posted by ariga masahiro