日本人も海外ではみなマスクを外しているが、帰国後はどうしているのだろう?
一ヶ月ほど前にスペインから日本に帰国したときに、イスタンブール空港で羽田空港行きの便に乗ったら、機内でマスクをしている人はほとんど誰もいなかった。
スペインに滞在している間も、ヨーロッパ人でマスクをしている人を見かけることは少なかった。スペインでは2月8日まで公共交通機関でのマスク着用義務があったのだが、そしてそれは「義務」であって日本のような自主着用ではないのだが、解除されたらあっという間に電車内でマスクをしている人は10人に1人以下に減ってしまった。
路上ではもっと少ない。たぶん200人に1人くらいだろう。ぼくが見た範囲では、いま、あえてマスクをしている人は相当なお年寄りか、ロングヘアーの若い女性だった。お年寄りはコロナ感染による死亡率が高いので心配しているのだろうし、若い女性はたぶん看護婦さんか医者などの医療関係の仕事をしている人だろう。病院や薬局はいまもマスク着用義務がある。なお、スペインでは若い女性はふつうロングヘアーなので、ロングなこととマスク着用に因果関係はないと思う。
まれに見かける日本人旅行者も、マスクをしていなかった。いまのヨーロッパでマスクをしてたらちょっと野暮ったい人と見られかねない。
ヨーロッパ旅行中にマスクをしなくても、帰国の機内は日本人はみなマスクをするだろうと思っていたら、ほぼ誰もマスクをしていなかったのは少々意外だった。ここで分かったことは、やっぱり日本人が日本国内でみなマスクをしているのは、世間体をによるということだ。
ぼくはスペイン滞在中はノーマスクで過ごしていたし、もともと日本でも外を歩く時はマスクをしていない。といってアンチマスク派ではないし、感染防止の効果があることは認めているから、状況によってマスクをする。飛行機内はコロナ感染リスクが高いと聞いていたから、帰国便に乗っている12時間はずっとマスクをしていたよ。やっぱり感染したくないですからね。
帰国後は、厚労省がマスクの緩和を打ち出したこともあって、マスクをしないで暮らしている。ぼくは花粉症でもないし、外を歩くときに暑苦しいマスクをするなんて考えられない。電車に乗る時もスーパーで買い物をする時もマスクしません。
とはいっても、これからも新幹線や飛行機に搭乗する時はマスクを持参するだろうし、取材でお店に入る時もやっぱり持って行きますな。相手がマスクしてなければ外す感じ。あとしばらくはこんな風に過ごすのだろう。
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