「世界ネコ歩き」岩合光昭さんの写真展を観に行ってきたよ

2021年8月21日雑記

岩合光昭さんの写真展「世界ネコ歩き」を見に、八王子滝山の東京富士美術館へ行ってきたよ。ここに来るのは初めて。

人気の写真展だけあって場内は結構混んでいた。ファミリーやカップルも多い。写真好き、そしてネコ好きの人が多いのだろう。

ヨーロッパを中心に、トルコや台湾など海外で撮影されたネコたち。とてもよい写真展でした。

機材に関しては、挨拶文の下に「展示写真の多くはオリンパスのカメラで撮影されました」と書いてあったのだけど、ざっとみるともしかしてNHKのTV番組「世界ネコ歩き」の動画からの切り出しが多いのじゃないかな？　という気がした。

見てる人のほとんどは「ネコの毛並みの柔らかさがちゃんと写っていてさすがいいレンズを使っていらっしゃいますね」とかいう視点ではなく、ネコのいるロケーションの美しさやネコの表情を見ていているから、切り出しっぽい写真があってもぜんぜん気にしていない。こういう「画質はどうか」という視点を持つと写真が楽しめなくなるから気をつけたいものです。

常設展も見ごたえがある

常設展の方は自由に撮影できるから、こっちの写真をいくつか載せておきます。常設展はガラガラで、女子高生が校外授業かなにかで来ていた以外は参観者は少なかった。ほとんどの人はネコだけが目的なのだろう。もしかしたら常設展は過去に観たことがあるのかもしれないが。

展示作品はターナーやモネとか有名どころの作品が並んでいた。じっくり見る価値あり。こちらはロダンの彫刻。

じっくり見ていたら短くとも半日はかかってしまう充実した美術館であった。周囲を創価大学とか学会系の建物に囲まれていて実はちょっと緊張したのだけど、優れた企画展が多いことが分かったので、これからも足を運んでみようと思う。過去の企画展も、観たいものがたくさんあった。

「世界ネコ歩き」は８月29日（日）まで。東京富士美術館の場所は、中央高速八王子ICのすぐ近く、北条氏照の滝山城址にも近い。公共交通機関はJRと京王線の八王子駅からバスがある。