夏の冷蔵庫に必ずあるもの、それはイタリア産の炭酸水サンペレグリノ
ぼくは炭酸水が好き。夏は冷蔵庫にいつもサンペレグリノが入っています。
サンペレグリノは炭酸が強くなく、穏やかな喉ごしです。そのまま飲んでもおいしいですが料理にもよく合いますね。
今年の夏もさっそく注文しました。サンペレグリノのペットボトル 500ml×24本セット、Amazonで。値段は1799円だから1本あたり75円でお安いです。
レオナルド ダ ヴィンチも飲んだ水
サンペレグリノは、イタリア北部山地の町サンペレグリノ テルメの地下400mから汲みあげられた硬水。この町では600年以上前から水事業が営まれていて、レオナルド ダ ヴィンチは1509年に町を訪れてこの水を飲んだと記録されています。
炭酸水で有名なサンペレグリノは1899年創業。20世紀初頭には、ヨーロッパのみならず、シドニー・カルカッタ・上海・ペルーなど世界中で販売されるようになりました。値段は24ボトルで14リラだったそうです。当時の14リラは現在のいくらにあたるのかな?
もともとサンペレグリノ テルメで汲みあげられる水はふつうのミネラルウォーターです。海外への輸送中に細菌が発生するのを防ぐために二酸化炭素が注入されるようになり、現在の定評ある炭酸水ができたんですって。サンペレグリノは工業製品だったんですねえ。
容器は、ガラス製の瓶は同社創業以来同じデザインだそうです。ぼくもガラス製のサンペレグリノを通販で注文することもあります。だってガラス瓶のほうが雰囲気があってステキですからね、でもAmazonで注文できるガラス瓶は750mlなのでちょっと大きくて、今回は500mlペットボトルを注文しました。
水を見ればレストランの味が分かる
ヨーロッパのレストランや食堂で炭酸水を注文したときに、サンペレグリノの1リットル瓶がでてきたら経験上その店の料理は美味しいです。期待が持てます(もしペリエ1リットル瓶だったとしても同じことですけど)。
おいしい炭酸水は、普通のミネラルウォーターより仕入れ値が少し高いのに、それを大瓶でドン!と持ってくる気前のいい店は味に自信があるということなのでしょう。前菜からして予想以上に美味しい、素材の意外な組み合わせの絶妙さに驚く、といった高い満足感が得られることが多いです。
セコい店は250mlの小瓶を出してくるんです。そんな店は味もそれなりです。まずくはなくても、満足することもないですねえ。すぐに飲み干してしまうから物足りなさが残ります。
しかも250mlのくせに他店の1リットル瓶より高い値段がつけられていることもあったり。小さな金額にケチケチするマネージメントのセコさが味に影響するんでしょう。水を見ればその店の考え方が分かります。
炭酸水は、オリーブオイルをたっぷりつかったイタリア料理やスペイン料理との相性が特にいい感じです。でも中華料理には合わないですねえ。雰囲気も味も。中華で炭酸水を頼んだことがあったけどあまりおいしく感じませんでした。中華はやっぱりお茶が合いますね。
ぼくは炭酸水をそのまま飲むことが多いですが、自宅ではカルピスで割って飲むこともあります。さっぱりしたカルピスソーダになって涼しげでいいです。
今回の写真はPanasonic G9 + Leica 25mm F1.4で撮影しました。
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