世界の指導者が愛用する腕時計、チープカシオはフォーマルにもアウトドアにも使えるスグレモノ

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新しい時計を買ったよ。あのチープカシオCASIO MQ24-7Bです。

これがチープカシオ ローマ法王モデル。チプカシとも呼ばれている

世界の指導者が愛用する時計

チープカシオは世界の指導者やセレブが愛用していることで知られています。その一人はこのお方。ローマ教皇フランシスコ猊下です。左手にカシオ MQ24-7Bが光っています。先月、日本を訪問された際にも着けていらしたですね。

ローマ教皇がカシオMQ24-7Bを愛用しているなら、その一方で、イスラム過激派の元締めもチープカシオを愛用していたことが知られています。アルカイダのウサマ ビン ラディンが腕にはめているのはカシオ F-91W。

チープカシオはアルカイダでも人気だったらしく、他に幹部のサイードもCASIO F-91Wを使っていました。なんでもアラブでは「男なら右手にカラシニコフ、左腕にカシオだぜ」と囁かれているそうです(嘘です知りません)。

さらに、驚くべき事実が! ビン ラディンの暗殺命令をくだしたオバマ大統領も若い頃に同じCASIO F-91Wを使っていました。カシオ宿命の対決です。世界の裏表の指導者が愛用するチープカシオ。そう聞いただけでも物欲をそそられますね。

1000円で買えるセレブ時計

Amazonでポチりました。1026円で、ポイントが99ptつくので実質940円くらい。

パッケージには定価2900円+税と表記されています。世界の指導者が通販で買っているかどうか分かりませんが、ヨドバシの店頭でも1000円前後で売っています。すごい割引率ですねえ。

本当はカシオ スタンダードというシリーズなのですが「チープカシオ」という愛称で呼ばれているのはやっぱり安価だからでしょうね。さらに短く「チプカシ」とも言うらしい。

チープカシオのパッケージ

箱から出してみました。数字が大きくて視認性が高いデザインです。

チプカシのローマ法王モデルと呼ばれるMQ24をパッケージから出したところ

無印良品にもこれと似たデザインの時計がありますが、あちらは腕に着けると重いのです。チープカシオMQ24-7Bの重さはたったの20g。軽いです。今回これを買ったのは、軽さと薄さが魅力的だったからです。

これまで、ぼくは仕事のときはカシオのプロトレック トリプルセンサー PRW-S3100-1JFという長い名前のアウトドア腕時計をはめていました。とにかく頑丈で、防塵防水、そして多機能。ぼくのような屋外フォトグラファーが必要とする機能を形にしたのがプロトレックなんです。しかし…

腕時計に必要な機能

旅するフォトグラファーが腕時計に求める機能はこちら。

  • 方位計と高度計
  • 暗闇でも時刻が見える照明
  • 薄いこと。厚いとカメラにぶつかってキズがつく
  • 薄くてもカメラや三脚にぶつかるから盤面は硬いサファイヤグラス採用
  • 斜めから見ても表示が確認しやすい高性能液晶
  • 時差の補正が簡単なこと

以前は、これらのスペックは絶対に必要でした。しかし昨今は、世界のどんな辺境でもデータ通信がカバーしてスマホが使えるようになってきたため事情が変わりました。方位計や高度計をはじめ、もろもろの機能はスマホでいいじゃん、ということになってプロトレックの高性能な機能はあまり使わなくなりました。

そこで、必要なスペックを絞ってみました

  • 薄くて軽い
  • 表示が大きく見やすい
  • 真っ暗でも時刻が見える照明

これだけです。シンプルです。

こうなるとアルカイダの幹部すらもが愛用するチープカシオがアウトドア用途に最適ではないか?という気になってしまいますよね。針式のチープカシオに照明は付いていないのですが、それは諦めます。安いからまあいいや。スマホを見ればいいし。キズにも弱そうな気がするけど、壊れたら買いかえればよいと考え方を切り換えられる値段です。たったの1000円ですから。

チープカシオ ローマ法王モデルの文字盤の表面アップ
チープカシオ ローマ法王モデルの文字盤の裏側

NATOベルトに交換する

チープカシオのベルトは樹脂製。ということは夏は暑そうです。ぼくは明日から熱帯のバリ島へ行くのですが、ただでさえ暑いのに手首に汗をかいたらかなわないから、交換用としてナイロン製NATOベルトもポチりました。

チープカシオのベルトと交換するNATOベルト

NATOベルトとは、その名の通りNATO軍が採用する時計バンド。その無機質さが格好いいとファッションとしても人気が高く、オメガをはじめ超高級時計のストラップにも採用されています。

映画007でジェームズボンドがはめているのもNATOベルト。ただし時計本体はオメガのダイバーズウォッチで、カシオではありません。

NATOベルトは高級品から100均まで類似品があふれていますが、本物は英国フェニックス社のNATO G10という製品でAMAZONでも4000円で売っています。

ぼくはいろんなパチモンのなかから、製品のクオリティがよく、チープカシオの幅16mmに対応しているCalmのベルトを選びました。値段は1100円ほど。交換用キットも付属しています。

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しかし、届いてから問題発覚。CalmのNATOベルトは厚さ1.3mmでしっかり作ってあるから評判がいいのですが、その独特の装着方法から、チープカシオの狭い隙間に通すにはそうとう難儀しました。

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時計本体に金属棒を着けてからベルトを通すのは、なんどもやってみましたが不可能でした。あとから金属棒をはめようとすると金属棒がバネの力で飛んでしまいその度に床に這いつくばって探しました。

試行錯誤の末、金属棒をぎゅうぎゅう押さえれば装着しやすいことがわかりました。なんとか装着するまでに1時間以上かかってしまった。

純正ベルトの質感はチーピーでしたが、NATOベルトに交換したらなかなか格好いい。

純正ベルトをNATOベルトに交換したチープカシオ ローマ法王モデル

合計の重さは27gです。これまでのプロトレックPRW-S3100も重さ72gでプロトレックとしては軽い方だったのですが、チープカシオ+NATOベルトは重量が1/3に減りました。快適です。

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遠目にはなかなか高級感があります。時計+ベルトで2200円には見えません。

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これから仕事のお供に活躍してもらいます。

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Posted by ariga masahiro