【2019年】インドネシア・バリ島 最安SIMカード購入4つの方法
SIMカードが1枚750円!イチバン安くて最高性能なSIMを紹介するよ。
750円!いちばん安くて高性能なSIM
インドネシア・バリ島へは、出発前にネットで申し込み、現地空港でSIMを受けとる方法が、もっとも高性能でもっとも安い。LINEが無制限で使えるXL社のSIMが人気。
バリ島旅行ならまずは旅行会社KLOOKのサイトにアクセス。
サイトの言語を日本語に指定すれば日本語で操作できる。ピックアップ日と枚数を選択してBookNowボタンを押す。受けとりの2時間前まで予約可。
値段はその日のレートによるがだいたい750円前後。BOOK NOWボタンを押したら、GoogleかFaceBook認証をしてクレジットカード決済する。決済後にバウチャーが表示されたら、プリントするか、スマホなら現地で提示する。
- SIMカードは容量16GB、有効25日間の一択。
- 受けとり時にパスポートのコピーをとります
- XL社のSIMカードは高速データ通信(ネット)のみで電話番号はない。
- データ容量の加算は、"Jual Pulsa"(プルサ販売)の張り紙があるコンビニか携帯店で可
- テザリング可。
ジャカルタのスカルノハッタ空港・ジョグジャカルタ空港到着ならこちらから申し込む。
ホテル送迎も同時申し込みしよう
なお旅行会社KLOOKは、空港からホテルへのプライベート送迎も頼める。バリ島クタ周辺なら750円、バリ島スミニャック・クロボカンなら1200円、ウブド中心部なら2000円前後の適価だし悪名高い空港タクシーでボラれる心配もない。申込みはこちら。
到着便と目的地を指定して、SIMと両方購入するときはADD TO CART(カートに入れる) を選んで最後に一括決済する。
そのほか車の1日チャーター(3500円〜)も申し込める。
SIMカードの受けとりは
SIMカードの受けとりは、バリ島の空港の通関後、出迎えの人たちがずらりと並んでいるところでKlookの案内係もあなたの名前の書かれたボードを持って待っている。
日本の通販でもSIMを買える
出発前にAmazonか楽天でSIMカードを買えば、SIMを持って旅行に出発できる。
東南アジア各国や日本で共通で使える評判のよいプリペイドSIMカード、AISのsim2Flyがオススメ。8日間・データ通信量5GBまで高速で繋がる。SNSやLINE、地図を見る程度なら5GBは使い切れない。5GBを超えても接続できるが速度が遅くなる。
団体旅客は、現地で自分だけSIMを買う時間は無いからこれを買おう。
利用可能国:インドネシア・シンガポール・オーストラリア・ネパール・マレーシア・インド・ラオス・フィリピン・カンボジア・ミャンマー・カタール・台湾・香港・マカオ・韓国・スリランカ・中国・日本
電話番号はない
XL社もsim2Flyも、SIMはデータ通信のみ。ネットは問題なく使えるが電話番号が無い。短期ツーリストなら電話番号がなくても困らないだろうが、もしGrab(東南アジアのUber)など配車サービスの利用を考えていたら、初回認証をSMSでするため、あらかじめ日本でアプリをインストールして認証しておくこと。
sim2FlyのSIMは日本でも使えるから、使用開始から8日間以内に帰宅するスケジュールなら、出発前に自宅でSIMを交換しておけば機内の狭いテーブルでやらなくて済む。LINEはスマホ本体に紐付けられているからSIMを換えても普通に使える。
なお料金のチャージができず使い切りになるので、データ量不足が心配な人は予備にもう1枚買っておくといい。それでも足りないヘビーユーザーは現地のSIMを買おう。
3日以内ならローミングもオススメ
日本の携帯会社(キャリア)の海外ローミング料金も、最近はずいぶん安くなった。
現在、Docomoのパケットパック海外オプションは980円/24時間。日本で契約しているパケットパックが海外でも使えるパケット定額サービスで、旅行出発前に申し込んで、利用開始は現地に到着して好きなタイミングで。
バリ島現地滞在3日間の旅なら料金は割引されて合計2480円だ。この程度の出費なら、現地での登録の手間暇を考えたら、キャリアのローミングサービスを利用してもよいと思う。短期ツーリストにはもっともスマートな方法だ。なお5日間なら3980円。
ローミングなら新たにSIMを買う必要もなければSIMロック解除も必要ないから、総合的に「もっとも簡単」方法だといえる。なおAUも世界データ定額という同様のサービスをしている。残念ながらSBはアメリカのみ980円/日で他の国は2980円/日と高い。
現地の空港でSIMカードを購入するには
長期滞在で現地の電話番号が必要な人は、インドネシアのドコモと呼ばれているTelkomsel社のsimPATIのSIMカードを買うのがよい。こんなパッケージで売っている。
その前に:SIMロックフリーのスマホを持っていない人は
インドネシア・バリ島でスマホに現地SIMカードを挿して使うには、スマホのSIMロックが解除してあることが前提。携帯会社で購入したiPhoneは購入101日後に携帯会社のサポートサイトでSIMロックを無料で解除できるからさっさとやってしまおう。所要3分。ショップでもできるが料金3000円+税を払う。
ドコモのiPhoneとandroidのSIMロック解除はドコモオンライン手続き My DoCoMoで。ページ下方の>SIMロック解除から。ドコモショップでもできるが混雑時は待つ上に料金3240円を払う。
AUとSBは機種によってフリー化できるものとできないものがある。サイトで説明されているし解除も無料でできるが、見ても分からない人は有料になるがショップで相談しよう。なお、AUのスマホのうちCDMA規格のものはSIMロックフリー機であっても技術的に海外のSIMは使えないのでホテルやレストランでWiFi専用機として使うしかない。
なお、英語で「SIMフリー」は「SIMカードが無い」という意味。「バリアフリー」「シュガーフリー」などと同じ用法だ。海外で「SIMフリーのスマートフォン」と言ったら相手はワケが分からず困惑するから気をつけてね。そこで、このブログではSIMロックフリーということにする。
実は割高だった、現地空港で買うSIMカード
デンパサール空港に到着後、入国審査と税関を過ぎて、外へ出たところに通信大手Telkomsel社の出店がある。赤い4G の看板が目印だ。SIMはここで買うのがもっとも手っ取り早い。南国らしくやけに明るい店員がいる。
ジョグジャカルタやジャカルタ空港でも外へ出たところに赤い4G の看板があるからそこへ行けばよい。
この赤いカウンター では以下のプランのSIMを扱っている。(2020年1月現在)
ここでは一番安いプランでもツーリスト価格の高い値段がつけられている。高い料金でSIMを買うのは情報弱者のすることだが、あらかじめSIMの手配をしていなかったらここで買うしかないかも。
ただし団体旅行だったら時間的にここでの手続きはできない。また深夜0時以降の到着便ならこの出店は閉まっている。その場合は市内のショップでSIMを買うことになる。
街のショップでSIMカードを購入するには
SIMカードは市内の携帯ショップで売っているが、2018年から外国人は必ずテレコムセルの直営店でパスポートを見せて身分登録をしなければ開通しなくなった。テロなど不正使用対策のためだから仕方がない。
直営店は地域にひとつしかないからホテルの場所によっては車で片道30分以上かかることも。したがってこの方法は短期滞在ツーリスト向きではない。
テレコムセルの直営サービスショップ GraPARI
時間のある人はテレコムセルの直営サービスショップGraPARI(グラパリ)へ行けば、店員がスマホのセッティングをテキパキとやってくれる。下の写真はお姉さんがぼくのスマホにSIMをセットしてくれているところ。
その辺の携帯ショップでもSIMカードを買えるが、グラパリで登録しなければ開通しないから、初めからグラパリへ足を運ぶのが正解。
ぼくはウブドのテルコムセル支店でSIMを買った。2020年1月現在、プランは10GB/30日有効、料金10万ルピア(約750円)。ここはショップではなく支店で、SIMカードは店前のテントで売っている。空港と違ってローカル価格で買えるのが嬉しい。場所はジャランラヤのアンドンの交差点近く。
料金コースは simPATI
Telkomsel社のデータ通信の料金コースは3つある。
- simPATI – インドネシア中をカバーするコースで外国人はこれを使う人が多い
- KARTU As – simPATIの経済的なコース
- KARTU halo – KARTU Asの月払いコースで外国人観光客には関係ない
ふつう外国人はみんなsimPATI (シムパティ)のSIMを買う。
ツーリストは特に比較せずにsimPATIを買うといいだろう。しかし長期滞在者で、ウブドが好きで毎日ウブドにいるとか、サーフィンしかしないから毎日チャングーにいるとか、滞在地域が決まっている人はKARTU As(カルトゥアス) も検討してみよう。
KARTU Asは、ウブドで買えばギヤニヤール県内、チャングーで買えばバドゥン県内というぐあいに、地域内でのインターネット接続がお安くなるコース。もちろん他の地域やインドネシア全国でも使える。また1日単位で格安にパケットを買える。
どちらのコースを選んでも、期間とデータ量の組み合わせのバリエーションは無数にある。ものすごい勢いで新しいプランが発売されるからとてもこのブログでは案内しきれないので、お店で相談しよう。
ただし自分に最適なプランを訊きださないと高いプランを売りつけられるから、要交渉力だ。安くてオトクなプランは黙っていたら決して教えてくれない。
GraPARIはインドネシアのドコモショップ。バリ島リゾートエリアならモルバリ ギャレリア Mal Bali Galeria の2階にきれいなオフィスがあるからショッピングがてら行ってみよう
。営業時間は10〜21時。毎日営業。
モルバリ ギャレリアはインドネシア人に人気のショッピングセンター。外国人ツーリストに人気の免税店DFSデューティーフリーショッパーズの奧にある。なお、DFS出口で客待ちしているタクシーはDFS専属。たいへんお行儀がよくてぼられない。
プルサ(前払いの携帯電話料金)は別途
電話を使うかも、という人は、短期観光客ならとりあえず1〜2万ルピア(80〜160円)程度プルサを払っておけばよいと思う。
インドネシア国内通話料金は、携帯宛1800ルピア/分、固定電話宛800ルピア/分。ただし相手先の電話会社や通話時間によって料金が異なる。
また、パケット通信の追加分はプルサから払う。
旅行者向けTourist Pack
Telkomselから旅行者向けにTourist Packが直販されている。詳しくはこちら。実はSIMカードでイチバン安いのはこの7日間コースだが、次の項で紹介するアプリが必要だし設定がややこしいからよっぽど旅慣れている人向け。Grapariに直接足を運んだときに高いコースを売りつけられそうになったら「Tourist Packがほしい」と主張してみよう。
- 14日間で10GB。300分の電話料金込み。料金Rp10万。
- 7日間で4GB、200分の電話込み。料金Rp5万
便利なアプリMy Telkomsel
TelkomselのSIMカードを使うなら、同社のアプリ My Telkomsel をダウンロードしよう。このアプリはテルコムの電話番号を入力しないと起動しないから、操作するのは現地に着いてSIMカードを買ってから。
My Telkomselでツーリストができることは
- パケット通信のデータ量(ギガ)やプルサの残高を確認する
- パケット通信のデータ量(ギガ)やプルサを加算する。
- いろんなプランを比較して自分にあったプランを選ぶ
プランを選択するにはプルサの残高が必要。プルサは必要な金額を近所のコンビニや携帯ショップでも加算できる。ショップによって数%の手数料が加算されることがある。
My Telkomselなら、上のスクリーンショットのように30GB・30日間有効で6.5万ルピア(約560円)』のプランなど、いろいろなプランが英語で表示されて簡単に比較しながら購入できる。グラパリの気の利かない店員よりはるかに使い勝手がいい。
WiFiルーターはオトクか?
WiFiルーターを持ってる人をときどき見かけるが、かさばるし、利用料金が安くもなく、充電や返却の手間を考えるといいところが無いのになんで使っているのか分からない。
イモトのWiFiを例にあげると、4G/LTで1580円/日、3Gなら980円/日もする。
高速4G接続で3日間のレンタルなら、料金は4740円になりDocomoのローミングより2倍も支払うことになる。激遅3Gを選んでもまだDocomoの高速4Gより高い。しかもローミングならスマホだけあれば使えるのに、イモトはWiFiルーターを別途持ち歩かなければならないし、貸出返却の手間がいる。
たとえ500円割引券を使っても使い勝手に相当難がある。
もし5日間以上借りたらものすごく大きく割損だ。それにイモトのWiFiは、5年前に、運営会社エクスコムグローバルが利用者10万人のクレジットカード番号をセキュリティコード付き(!)で大量流出させている。
この時は販売店から不正利用の報告がつぎつぎにあがってきているのにもかかわらず運営会社は発表を遅らせ、可哀相に多くのショップが大損したといわれている。運営会社にも難がある印象がぬぐえない。
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コメント一覧
GraPARIのSIMの価格を載せないと。
旅行者は、一枚、30日で190000rp。
わざわざ行くかの判断ができない。
SIMカード1枚の単価はRp10.000(約85円)ということも書いておけばよかった。
外国人旅行者向けのsimPATI Tourist Packというプランがあって4GB/7DAYS/Rp50.000(約425円)とリーズナブルだけど店員に聞いた? もしかしたら聞かないで高いプランを売りつけられたのかな。インドネシアを満喫できてよかったですね。