使いやすくなったブラックラピッドの新型速写ストラップを購入
ブラックラピッドの速写カメラストラップを買った。
少し前に、ロケ先でストラップをなくしてしまったので代わりになるものを探したところ、速写ストラップの本家ブラックラピッドの製品が進化してスナップ用に一層使いやすくなっていたことを知って、早速ポチした。
ストラップを買うのは久しぶり。
斜めがけの速写ストラップは旅やスナップに最適だ。
手に入れたのは クロスショット ブリーズ という製品で、ミラーレスカメラにちょうどいいソフトなデザイン。現行品は、2年ほど前に発売された2代目にあたる。
ぼくはブラックラピッドは初期の頃から使っているが、当時はカメラマンは大きな一眼レフしか使っていなかった時代だったから、ストラップも肩当てパッドが大きく、見た目がゴツかった。ぼくも一眼レフを使っていたから気にならなかったけれど、そのうち軽量なミラーレスカメラを使うようになるとストラップだけがゴツいのが気になって、初代ブラックラピッドはタンスの肥やしになってしまった。
改良された取付金具
カラビナ部分のデザインが変わり、少し小型になった。カメラボディがミラーレス化して小型化しているからそれに合わせたのだろうか。この部分は、以前の方が操作しやすい適度な大きさだった。
ロックが勝手に外れないように、そしてカラビナがカメラ底部を傷つけないように、グレー色のプラスチックのカバーが着いている。ロックスターブリーズといって、ユーザーには結構好評のようだ。
しかしこのプラスチックのカバーはぼくには必要ないので、さっそく取り外した。ぼくは頻繁にカメラをストラップから外して撮影するから、カバーは邪魔でしかない。
カメラを肩から下げて歩くとき、ストラップは大変重要というか不可欠なアイテムだ。しかし一か所で撮影を続けるときには、カメラをちょっと机の上に置いたり、三脚への着脱を繰りかえしたりする。そんな時にストラップは必要ない。むしろ、着いていたら邪魔だ。
取材撮影では、ストラップが必要なときと不要なときが頻繁に入れ替わる。カメラからストラップを即座に外せれば負担が少なくて機動性が増す。
薄くなった肩パッド
従来の速写ストラップはNikon D5+AF-S70-200/F2.8のように3kgもある大型カメラセットにも対応できるデザインだから、肩パッドが厚くて大きかった。それが、クロスショット ブリーズではゴム製になりだいぶ薄くなった。ふつうのミラーレスカメラ、ぼくが使ってるPanasonic G9 + Leica 12-60mmにはちょうどいい感じかな。
G9とSONY α7IIIはほぼ同じ重さだから、ソニーのフルサイズ ミラーレスカメラにもちょうどいいと思う。
といっても、本品は別に軽量カメラ専用ストラップというわけではない。ニコンのプロストラップよりもしっかりと作られているからNikon D5+AF-S70-200/F2.8でも問題なく使えるだろう。プロストラップというとすごいハイクオリティなものを想像する人がいるかもしれないが、実際は無料で配っている品だから、特別に耐久性がよい品ではないからね。
操作しやすくなったストッパー
カメラを安定させるためのストッパーが新素材デュラフレックス製になった。これで耐久性が高くなることが期待できる。またバネ付きになり、締め緩めの操作がしやすく、ストッパーの位置をずらすのがやりやすくなった。
改良されたファステンR
カメラの三脚穴に取りつける金属製アタッチメントも新型になっていた。ファステンR5(FR-5) という。
以前のファステンR-3は通し穴の内側がやや鋭角気味で、長期使用するとカラビナがこすれて溝ができてしまうという設計ミス(たぶん)があった。カラビナが折れてしまわないか少々心配になることがあった。それがナイロンコートされたことで解消された(と思う)。
カラーバリエーション
BLACKRAPIDの速写ストラップ、クロスショットにはオレンジ色バージョンもあって、お洒落でいい。仕事だと目立たないことが望ましいシチュエーションもあるから、今回ぼくはブラックを買ったのだけれど、プライベート用途だったらオレンジ色を買ったな。だからという訳ではないが次の1本を買うときはオレンジ色にする。
もちろん、オーソドックスなブラックもいいけどね。できれば両方ほしい。
ブラックラピッドの使い方動画はこちら。
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