成田空港に前泊するホテルを選ぶときに決めること、チェックイン前にすること
成田空港から海外へ飛ぶとき、行き先や出発時刻によっては、空港近くのホテルで前泊することにしている。
というのも、疲労が重なると撮影に差し支えるから。とくに睡眠不足はテキメン。目がかすんで、構図を決めるのが面倒になるだけでなく、ピントが見えなくなる。
オートフォーカスのカメラでもファインダーで正確なピントが見えることは重要。前後をボカして一点にだけピントをキリッと合わせる写真は、ピントが見えないと意図したとおりに撮れない。それに、ただでさえ一眼レフは微妙にピントが外しやすい。
それから、スーツケースを持って朝の中央線のラッシュで揉まれたらそれだけでへとへとに疲れてしまうし、満員電車内のスーツケースは他の客の迷惑になる。それでも時刻表通りに電車が走ればまだいいが、中央線はよく遅れし、人身事故で1時間以上止まることもある。ヒヤヒヤするから、成田空港へ行くのに利用しない。
というわけで今夜も身体を休めるために、東京駅八重洲口から、JRパスが運行するアクセス成田に乗って成田空港近隣ホテルへ向かうのだった。
アクセス成田は、東京駅八重洲口から成田空港へ所要1時間、料金1000円で行ってくれるバス。夜は近隣ホテルへの直行バスが4便走っている。
東京駅から成田空港へは1時間+α
東京駅を夜9時40分発のバスに乗ったら、高速道路の成田空港出口を降りるのが10時40分頃になり、ちょうど1時間かかる。そして最初のホテルに停まるのが10時45分、それから10軒のホテルをひとつひとつ回って、最後のホテルに停まるのはずっと遅い11時30分だ。
そして今夜ぼくが泊まるのは、最後からひとつ手前、9番目に停まる成田ゲートウェイホテルなのだ。
東京駅から成田まで60分しかかからないに、それからホテルまで更に45分もかかるのは、少々納得がいかない。けれども仕方ないか。
ホテルへの所要時間を短縮する裏ワザを発見
しかし地図を見て気がついた。1番目に停まるホテルマイステイズブレミア成田(長い名前)と、9番目の成田ゲートウェイホテル間は、所要時間が45分もかかるのに、実は直線距離は数百mしか離れていない。バスは大きくぐるっと回って走ってるんだね。
グーグルマップで、1番目のホテルから成田ゲートウェイホテルまでをチェックしたら道路距離でも600m。徒歩7分だった。
近いな。これなら1番目のホテルでバスを降りて、歩いて成田ゲートウェイホテルへ行けば、ずっと早く到着できるぞ。
というワケで、深夜11時過ぎ、スーツケースをひきながら夜道を7分ほど歩いて成田ゲートウェイホテルへ来た。近くにセブンイレブンがあって買い物帰りの女子が歩いていたりして、暗いけれどあんまり孤愁を感じない。
レセプションは意外にも混んでいた。ちょうど、成田駅からのホテルの送迎バスが到着したため、深夜ながらも列が出来ていて、少し待たされた。
このホテルを選んだのは、Yahoo!トラベルで料金が近隣で一番安い4000円(しかも朝食付き)だったからというコスパ再重視な理由。それから、バスに乗っている時間がもっとも少ないという時間節約が目的。成田空港近くは起伏のある土地だから、バスは頻繁に交差点で停車したり曲がったりすることが多く、深夜に長時間乗ってると結構しんどい。だからさっさとバスを降りたいのだ。
日本のホテルは安くても設備はしっかりしているから別に不満は無い。というかオトクで嬉しい感じ。ヨーロッパはたいしたホテルでなくても料金はもっと高いからなー。部屋は特筆するものはないかもしれないが、清潔だし、寝るだけにしては充分すぎるほど設備がよくて満足です。
部屋に入って、パジャマに着替えても、まだ23時10分だった。アクセス成田のパスに乗っていたらまだホテルに到着していない。深夜に30分も時間を節約できるのは大きいぞ。
ベッドは、寝る前ヨガをするのにちょうどよい広さと硬さだった。ゆっくりと寝るヨガをすると、身体がほぐれて、血行が良くなり、よりよい睡眠がとれる。
翌朝は、7時半に起きた。
カーテンを開けたら、昨晩、バスを降りたホテルマイステイズブレミア成田(長い名前)の白い建物が見える。あそこからテクテク歩いてきたのだな。冬は少し寒そうだ。奧の円筒形のはヒルトンホテル。
前泊したお陰で、たっぷり7時間眠れた。ベッドの上でゆっくりと朝ヨガをして、シャワーを浴びて、落ち着いて1日が始められる。今日はフライトが14時間の長い1日になる。
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