【2018年】ネパールの国際空港ではSIMカードを無料で配っているぞ

2018年8月6日ネパール

窓から見える景色が田畑から市街に変わると、まもなく飛行機はカトマンドゥトリブバン国際空港に着陸する。

飛行機から降りたらさっそく入国の手続。入管を過ぎたら、預け荷物をピックアップして、税関を抜けて進む。

空港の両替所は市内に比べて１割以上レートが悪いから、タメルまでのタクシー代Rs700＋SIM代＋予備=2000円ぐらいの両替にとどめよう。

ネパールの携帯会社は２社

外に出たら、プリペイドタクシーのカウンター、その先に携帯電話会社のネパールテレコムとN-Cellの２社のカウンターが並んでいる。

ネパールテレコムは、ネパールのDocomoにあたる会社。N-Cellは民間の会社。一般に、都市部はN-Cellの方が通信圏が広く、郊外はネパールテレコムの方が強いとも言われているが、ネパール中を旅していると実際には一長一短で、ややN-Cellの方が繋がることが多い気もするけれど、どちらの方がより確実とは言い難い。ネパール人の旅行ガイドは両方のSIMを使うためにスマホ２台持ちしている人が多い。

NTCのSIMは無料

ネパールテレコムの看板には嬉しいことが書いてある。“FREE SIM CARD" 無料でSIMを配っているのだ！

なんと外国人思いのサービスなのだろう。これが本当のおもてなしではないか（？）諸外国に比べてFree WiFi整備が整わず通信の利便性が立ち後れている日本も見習ってほしい。東京オリンピックのときは外国人に無料で配ればいいと思う。

手続は、申請用紙に自分の名前･パスポート番号･ホテル名を書いてサインするだけ。パスポートを見せる必要もない。証明写真も不要。

アクティベイト(有効化)は瞬時に完了

SIMはスマホにあわせて自分で切り出す。

スマホにセットしたら、1414 に電話するだけでアクティ方ベイトが完了する。

プリペイドのデータ通信（ギガ）をチャージする

SIMカードにはデータがRs50分付いているが、それだけではすぐに無くなってしまうので、プリペイドカードも購入しておく。カウンターの人にこのような紙を見せられるが、初心者向けに分かりやすく３つの期間を提示しているだけで、この通り購入しなければならないわけではないし、後から簡単に追加できる。Rs100単位で好きなように買えばよい。

とりあえず、ぼくは1GB=Rs100（約95円）を１枚買った。有効期間が１日と紙に書いてあるのは「ヘビーな使い方をしたら１日でデータを使い果たす」という意味。有効期限が１日で過ぎるわけではない。

追記：後から気がついたが、Rs100ではせいぜい100MBくらいしかない。1GBとは誇大表示も甚だしい。さすがネパールだ。動画を見たりしてデータをたくさん使う人はRs1200払っておけば28GBと書いてあるが実際には2.8GB程度使えるであろう。

このカードの裏面にスクラッチ式のピンコードがあり、削ると現われる数字を入力してチャージする。入力方法は簡単。 *412*ピンコード# に電話を掛けるだけ。

残高を確認するには

プリペイドの残高は *400# に電話を掛ければ表示される。

Rs135.13残っていることと、SIMの有効期限が2019年４月２日まであることが記されている。８ヶ月も先だ。有効期限は一定の金額をリチャージするごとに増える。

プリペイドカードを追加購入する

プリペイドカードは町の雑貨屋などで売っている。モバイルリチャージ、ナマステ “Mobile Recharge, Namaste" といえば買える。カードはRs100・Rs200・Rs500などの単位がある。

この場合のナマステは店の人への挨拶ではなく、ネパールテレコムのことを指す。SIMカードにNamasteと書いてあることから人々にそう呼ばれているのだ。モバイルリチャージ、NTCでも同じ。

国内の携帯通話料金はRs1.50〜Rs2.5/分。