アグン山の噴火予想は外れたから、ここらでバリ島にいってみよう
噴火のおそれありとされるバリ島アグン山の最新情報をチェックするため、インドネシア防災庁BNPBのFaceBookページを見たら、こんなイラストが貼ってあった。
Travel lagi yuk ! 再び旅行にいこう!
と楽しげに書いてある。噴火警戒レベルが、レベル3に引き下げられたと聞いてはいたが、それどころかバリ島が安全な旅行先として推奨されているではないか。
それじゃー、行くしかあるまい。
ガルーダ航空にチェックイン
という訳で、今月も成田空港第1ターミナルにやってきた。
ガルーダ航空のチェックインカウンターは北ウイングのいちばん端にある。そこにチェックインを待つ列はなく、ほとんど待たずにスーツケースを預けることができた。11月はオフシーズンなので例年こんなかんじだ。3年前のブログ記事をみたらやっぱりガラガラだった。
アグン山噴火予想の影響があるかどうか、チェックインカウンターの様子を見ただけでは分からない。
GA881便は成田空港を定刻に出発した。
シーズンオフで乗客はまばらな機内
今回も3列席に1人で座ったので空間に余裕があった。ランチ後に横になって2時間眠るのはお約束だね。機内はガラガラなのは、例年のこの時期では普通の光景。
ぐっすり眠ったこともあって、気がついたらGA881便は赤道を越えていた。バリ島に近づくにつれて窓外はだんだんと雨雲が垂れ込めてくる。
ふだん、GA881便は、ロンボク島にさしかかるあたりで進路を西にかえてバリ島デンパサール空港に着陸する。けれども今日は滑走路が渋滞しているとかで30分、計6回もギリ上空を旋回して時間をつぶしていた。雨季で豪雨中ということもあるのかなあ。
座席の液晶モニタにも、ぐるぐると何周も旋回する様子が映されていた。
アグン山を見ながらバリ島に着陸
旋回を終えてから、噴火するかもと言われたアグン山を横目に標高を下げていった。
標高3031mのアグン山は火口から白い水蒸気をあげているように見えた(標高は異説あり)。この水蒸気は噴火ではないからご心配なく。
という訳でバリ島に到着。
噴火もガルンガンでお休みらしい
こっちの旅行関係者に話を聞いたら、やはりアグン山噴火予想の影響でバリ島のホテルはどこも空いているとのこと。11月はもともとオフシーズンなこともあって宿泊費が投げ売り状態だし、年末年始もアキがあるから、今期はバリ島に旅行に来るのに最適だそうだ。
可哀相なのはバリ人の旅行関係従事者。仕事がないから一時解雇状態にある人もいるそうだ。それは大変なことですね、と言ったら「ガルンガンだから丁度いいんですよ」と返事が返ってきた。
ガルンガンとはバリのお盆で、けっこう長いこと仕事を休むからどのみちみんな自宅待機のようなもの。なーんだ、どうせ休むからちょうどよかったのか。給料はでないけれど。
さすがはバリ島の神々。自然災害もバリ人に最適なタイミングで発生するものだ。
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