夕食を求めて街をさまよったら、景色が美しくて写真をたくさん撮ってしまった

ポルトガル

コインブラは、ヨーロッパ屈指の古い大学がある学問の町。あの丘の上に見えるのが名門コインブラ大学で、建学は13世紀というから日本でいえば鎌倉時代か。

コインブラ 005

ここ数日は天気が冴えないな。涼しくて過ごしやすいけど。

さて、コインブラは学生の街らしく安くておいしい食堂が多い。まあ、ポルトガルはどこへいっても安食堂があるんだけど、ことにコインブラは安うま食堂が多いのだ。

というわけで、夕飯は有名な安食堂 e Manel dos Ossosに食べることにした。カメラは軽いPanasonic G8に便利ズーム12-60mm(換算24-120mm)だけを持って散歩しながら細い路地に入ると….

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なんと行列ができていた。

店主が出てきて「あと1時間ぐらい待ってください」「うちはテーブルが7つしかない小さな食堂です。済みません」と言ってる。

ドアから店内を覗くと味のある内装だ。

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人気の店なのだね。嬉しそうにこっちに親指を立てる男がいる。彼(と彼女)も長いこと待ってようやく座れたのだろう。しかしぼくは1時間もここで立っていたくないな。今晩はこの食堂で夕飯をとるのはあきらめることにした。

食堂が並ぶのはフォトジェニックな小路

すぐ近くの、食堂が並ぶアゼイテリア通り Rua das Axeiterias へ行ってみた。見てのとおり、フォトジェニックで素敵な小路だ。

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このうらびれた感じが好き。
カメラを持ってきてよかった。

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いろんな食堂がメニューを出している。

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この辺の店は空いていますな。食事をしている客が少ない。
どこに入ってもいいんだけど、どれもよさげで、どれを選んだらいいか悩ましい。

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この店は満席。
外で待っている客もいる。こうしてみると、流行っている店とガラガラの店の両極端に分かれているようだ。

で、結局この店 A Cozinha da Maria に入った。

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店の名は「マリアのキッチン」という意味。マリアはこっちでは大変よくある女性の名前で、この没個性な名称が興味を曳いた。

ポルトガル語のメニューしかないけれど、店員が親切に英語で解説してくれて親しみやすい店だ。混んでないから説明をゆっくり聞けるのがいい。

頼んだのはポルボ ア ラ ガレイロ(タコのグリル)。どどーんとタコがお皿に載ってくる。

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柔らかくておいしかったよ。
タコはちょっと高めで、一皿14ユーロ。お勘定は炭酸水とあわせて16ユーロだった。パンとオリーブは無料! この一皿だけでお腹いっぱいになって、ホテルに戻ったらバタンキューで寝てしまった。

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