レストランで料理撮影

撮影機材

今日行ったレストランはお昼の1時が開店時刻。

もちろん、シャッターを開けてから1時間は客がこないから、店内が静かなうちに料理を撮影済ませる手はずになっている。これが、ミシュランの星がついた格式ある店なら開店前に入って撮影を済ませるところだが、普通のレストランだと開店前は店員もいない。だから開店と同時に店内に入るのである。

カメラはNikon D7000。
レンズはAF-S50/1.4G。ふだん料理撮影にはAF-S60/2.8マイクロを使っているものの、今回は荷物が多かったので悩んだ末マイクロを日本に置いてきた。ぼくはAPSで使う50mmの焦点距離が結構好きだ。

三脚はジッツォGK2580トラベラー。たたむときに脚が折り返しできてコンパクトになるから、今回のようにたまにしか三脚を使わない撮影旅行に最適な小型三脚だ。これに、懐かしいフィルム一眼レフ時代のNPSストラップを三脚ストラップとして装着している。黄色いニコンカラーなので夜の森など真っ暗な環境でも見つけやすく、すぐにストラップを手に取ることができ便利だった。

カメラに付いている方は現行の黒いNPSストラップ。NPSストラップは柔らかくて肩に優しいし、薄くてかさばらないから気に入っている。

照明はストロボ。Nikon SB-900にモーラを着けてスレーブ発光させる。

モーラはビューティ系の撮影で使われることが多く、独特の光質で女性の肌を美しく写す照明器具だ。今回持参したのは正式名をBSGモーラM型といって、群馬県の広告写真家スタジオベンさんが開発したスグレモノ。その特徴は小型軽量なこと。計量してないから今ここでは正確な重量はわからないが、どんなに小型なライトバンクや傘よりも遙かに軽い。

照明本体が小型軽量になると、スタンドもまたより軽量のものを使える。一緒に行動しているライターさんが一式入ったバッグ持ってくれるんだけど「軽いですねえ」と感心してくれた。BSGモーラM型のお陰で取材のフットワークが大変よくなった。

スペインのよいところは、気の利いた店員が撮影時にワインを出してくれること。ワインは水代わりというお国柄ならではだ。もっともぼくは酒類を飲むと顔が真っ赤になってしまうたち。昼間からそうはしていられないから、みながワインやビールを飲んでいても、ぼくは炭酸入りの水をいただくことにしております。

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Posted by ariga masahiro