旅行用にもオススメ、着るだけで疲労回復するコンプレッションスーツ

2017年6月29日旅行用品

長時間の仕事や移動で身体が疲れたとき、疲労回復のいちばんの方法はゆっくり休むこと。そして布団に入って暖かくしてよく眠ることだ。

ぼくは翌日に疲れを持ち越さないために、しっかり眠る工夫をしている。コンプレッションスーツもそのひとつ。

長時間歩いて疲れたときにふくらはぎを絞めつけたり、足の裏を押したりすると気持ちがいいことはみんな知っていると思う。コンプレッションスーツはそれと同じように、全身に血行促進作用を施しているのだ。

足がむくまない

もともとぼくがコンプレッションスーツに興味を持ったのは、以前、飛行機のエコノミー席に長時間座った後に足がむくんだことから。

東京からパリまで12時間かけて飛ぶと足が一回り大きくなる。一度脱いだ靴が、なかなか履けなくて降機時にいつも難儀していた。そしてなんとかしてやっと履いた靴は、窮屈すぎてパンパンだった。

それがあるとき、おためしでジーンズの下にコンプレッションスーツのパンツを履いて搭乗したら飛行中は快適に過ごせた。そして降機時にもすんなり靴が履けて効果を実感した。それから、エールフランスは機内がやや寒いので防寒の役にも立って、一石二鳥だった。

寝るときもコンプレッションスーツを着て

その後はアッパーも買って、上下揃えて世界中の旅に必ず持っていっている。

いま、パリのシャルル ド ゴール空港で休憩しているんだけど、ずっとコンプレッションスーツを着たままだ。

そして、旅先の宿で眠るときに季節によってこれを着てベッドに入る。疲れたとき、それから少し冷えるとき、血行をよくするコンプレッションスーツを着るとよく眠れる。寝間着代わりにしている、というか寝間着にしているかも。

ぼくの愛用はSKINS

ぼくが愛用しているのはオーストラリアのSKINSというメーカー製のスーツ。SKINSは最初にコンプレッションスーツを発売したメーカーだ。

結構値が張るし、黄色いラインがスポーツ系っぽいんだけど、着用効果が高いから黄色い線には目をつぶる。

その後、国産メーカーが後追いして、総合スポーツ衣料メーカーのゴールドウィンやワコールをはじめいくつものメーカーからコンプレッションスーツが発売されている。ゴールドウィンのC3fitは厚生労働省に一般医療機器クラス１の届出をしていて効果が期待できそうだし、デザインもヘンなラインが入ってなくて好感が持てる。

C3fitも着たらよい品であった。どのメーカー製が優れているかは同条件で比較できないから分からないんだけど、いくつか着たら、耐久性もふくめた機能性はSKINSが良いように感じたので、今はSKINSを着ている。

伸縮自在の素材で動きやすい

SKINSには用途別にA200・A400などいくつかラインナップされているが、就寝時や長時間座り続けるなど旅行用・普段用の体調リカバリー目的ならA200を選ぶとよい。

サイズ表は身長と体重でこまかく分けられている。自分の身長と体重かサイズは選べばちょうどいい筈。

購入して、箱から出して手に取ったSKINSのスーツはたいへん小さく見える。表示は男性用Mサイズなのに、間違って女性用Sサイズが梱包されてしまったのではないかと不安になるほどだ。それだけ伸縮性が高く、締め付け効果が期待できるということだろう。何回か着ると身体にフィットしてくる。

メーカーによれば、SKINSの素材は特殊な抗菌性で汗の臭いがつかないから何日間も続けて着てもよいのだそうだ。というよりも、夏も冬も寝ても覚めても着ているのが推奨なんだそうだ。さすがに夏はともかく、スポーツや登山で着ている人はよく見かける。ぼくは長時間の移動時と就寝時に着ることが多いコンプレッションスーツだけど、立ち仕事などいろんな環境で疲労回復に役立つからお勧めだ。