【朝日vs産経】記事対決!LINE株式会社の横暴さを暴くのはどちら?
このところ、キュレーションサイト問題の取材を新聞社さんから受けました。
印象的だったのは朝日新聞と産経新聞からそれぞれ取材を受けたことです。社会問題の取り組み方がぜんぜん違うこの2社の記者からいろいろと話を聞けてよかった。あ、話をしたのは俺か。でも記者からも悪質なLINE社の行状についていろんなことを聞かせていただきました。
朝日新聞のwithnews
朝日新聞社のニュースサイト withnews から取材をうけました。記事は本日アップされたばかり。こちらのまとめサイト、盗用賠償までの「険しい道」 確かな証拠送っても…です。相変わらず不誠実なまとめサイトがまだまだありますが、断固とした姿勢で挑めば意外にあっさりと折れるんですね。参考になる記事でした。
withnewsはスマホ世代に向けたニュースサイトで、従来のアサヒ コムとは別の編集部が運営しています。
水色のロゴがカワイイですね。
このロゴを見て、ウユニ湖を連想するのはぼくが旅するフォトグラファーだからでしょうか。ぼくはまだウユニ湖へ行ったことがないので、このロゴを見るたびに遠い湖に思いを馳せます。
産経新聞
先週のことですが、産経新聞は5段の記事を書いてくださいました。
担当記者の三宅令さんが、熱心に調べてくださっています。
ミダシは「運営側も配慮を」とソフトな表現ですが、記者さんはまとめサイトの現状をそうとう憤っていて、心情的には「何の配慮もしないでのうのうとしていやがるLINE社」と書きたかったのではないかと推測します。
デジタル版記事はこちらで読めます。
朝日と産経は、社会問題への取り組み方が180度違う新聞社ですが、あっちからもこっちからもキュレーションサイトが問題視されていますね。
アサヒカメラ7月号
昨日発売されたばかりのアサヒカメラ7月号にも掲載されています。
アサヒカメラは朝日新聞出版の発行なので、朝日新聞といっても別の会社で、出版社です。
NAVERまとめの責任感のない運営を厳しく批判しています。
著作者をクレーマー扱いするLINE社を憤るのは写真界共通の気持ちです。イラスト、報道、文章、料理、あらゆる分野のクリエイターが声をあげています。
特集「盗撮冤罪から身を守れ」も読んでみたい
アサヒカメラは今回も読み応えのある特集をしています。
このところ、都道府県で迷惑防止条例が改正され、盗撮が摘発されやすくなってきました。しかし「盗撮」の定義は誰が決めているのでしょう? 世間の人は盗撮とスナップ撮影の区別がついているのでしょうか?
ついてないです。カメラを持つ者としては窮屈な社会になりつつあります。スナップ写真家には共謀罪よりも迷惑防止条例改正のほうがよっぽど影響を被ります。詳しくは手に取ってみましょう。
アサヒカメラ 2017年 07 月号 [雑誌]
朝日新聞出版 2017-06-20 by G-Tools |
それからカメラ診断室で取りあげたカメラは今春発売されたPanasonic GH5です。いやあ、これは買わないわけにはいきませんね。アサヒカメラもGH5も。
ところで「記事対決!LINE株式会社の横暴さを暴くのはどちら?」といっても記事の内容が対決しているわけではなくて、闘っている相手は朝日も産経も、ともに悪質なキュレーションサイト。今回は「NAVERまとめ」を取りあげてくださって、いよいよ本丸に近づいてきた感があります。
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