スペイン人は働かないと言われているそうでもなく、意外によく働く
夜8時過ぎ、ヌエバ広場近くのバル街へいった。
ヌエバ広場はのグラナダの中心部、アルハンブラ宮殿の直下にある。まだ宵の口なので、通りは混みすぎず、隙すぎず、写真撮影にちょうどいい人出である。
軒を連ねる店のひとつに入ると、客としてビールやサングリアを飲んでいるのはほとんどがイギリス人かアメリカ人だった。あとはわずかにドイツ人。聞こえてくるのはほとんどが英語ばかりである。いったいスペイン人はどこで何をしているのだろう。スペイン経済が不況すぎてバルに来られないのか。と誤解しそうだがそうではない。
スペインはシエスタがある。一般にオフィスの昼休みは13時から17時までだ。したがって午後の始業は17時。だから20時ならまだオフィスアワーだ。
そう、スペイン人はいまこの時間もまだ働いているのである。
スペインの労働時間が長い、というわけではないが、他の国の人たちが休んでいるあいだもちゃんと働いているのだな。ご苦労様です。店内で唯一のスペイン人であるバルのおやじも一所懸命働いている。
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