バルセロナ近郊モンセラート。聖地の天気は変わりやすかった
スペインの空はいつも晴れている。
夏は毎日雲一つなく晴れ渡っているし、冬も澄んだ青空が広がっている。
ここは時間がなくても訪れるべきバルセロナ近郊の聖地モンセラート修道院。おすすめのエリアだ。
今日の天気予報を見たら、バルセロナは「晴・雲・雨」が同時に表示されていた。
それはどういう天気だろう、と思いながらカタルーニャ鉄道に乗って郊外のモンセラートへ出かけた。モンセラートは、標高1200mの岩山の中腹に古い修道院があることで知られる霊山である。
モンセラートからバルセロナの方向を眺めると、そこには予報されたとおりの天気があった。スペインも季節の変わり目は天気が変わりやすいようだ。
正面の丘がティビダボで、バルセロナの街はその向こうに広がっている。今頃は豪雨であろう。その右側には地中海が青く輝き、空港周辺の町並みもよく見える。
この写真を撮ってから2時間後、モンセラートもまた激しい雷雨に見舞われた。
ランチを食べながら一休み
モンセラートでの昼食は、出来合いでのサラダや小料理を選ぶセルフサービス式だ。丸焼きにした鶏や、コロッケなどありふれたものばかり。特別なものは何もないが、見方を変えるとスペインらしいものばかり充実している。
そんななかから選んだのはこれ。
もともとパエリアはかしこまって食べる料理ではないから、こういう飾り気のない食堂がふさわしい。奥のサラダはスペイン中どこへ行ってもある定番のエンサラーダミクスタ。どうってことのない組み合わせだが、けっこうおいしかった。
モンセラート修道院は、ガウディの作品のひとつコロニアル・グエルとセットのツアーバスがある。バルセロナ近郊をめぐる観光ツアーとしてはオススメのコースだ。
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