静かな寺院を撮影する時は静音シャッターがあるミラーレスカメラが最適だね

バリ島

今日はガルンガンといって、バリ島のお盆の初日。
先祖を迎えるこの日、バリ人は一日中祈って過ごしている。

と書くと、静かに座って祈る姿を想像するかもしれない。実際には式の準備や装飾やあれやこれやで人々はたいへん忙しく過ごしてる。忙しいなかでも祈りきるのが本当の祈りなのだそうです。

05 083803

ガルンガンの日の朝は、村のお寺に集まってお祈りをする。

05 084003

本当にきれいな光景。
静まりかえった寺院内を撮影するときは無音シャッターが切れるミラーレスカメラが最適ですな。こんな時に一眼レフのシャッターを切るのは無謀です。

この時、バリ人がなにを祈っているかというと「世界が平和でありますように」と念じているのだそうだ。寺院で「自分のお願いが叶いますように」と祈るのは不作法とされている。

05 084006

バリ人は、純粋な祈りを神々に向けている。
大方の日本人なら、神社仏閣で祈るのは自分の願い事ではないだろうか。

日本では、神仏に自分本位なお願い事をする人が多い。本当は、大乗仏教でも自分本位なお願いは好ましくないとされているのだけどね。日本人は自己中心的な行いを嫌う傾向があるはずだが、なぜ神仏に対しては自分本位なのだろう。

バリ人は、自分本位な願い事をかなえてくれる神さまはいないことを知っている。

05 084009

式の最中は人々の前に出られないから、写真は後方から写したものがほとんど。たまには違う構図を考えないとなあ。

05 085830

式が終わったときは、お寺の門から村人がでてくるのを待ち構えて写真を撮る。逆光なんだけどそれがまたいい感じ。

05 085934

三々五々、家路に着く。

このあと村人は、家の敷地内にあるお寺(と呼ばれているけれど、日本語の感覚でいうと祠)で、世界の平和を祈るのだった。

05 090304

今日はややヘジーな天候なので、写真撮影には光が柔らかくてちょうどよかった。

式典中に、パナソニックGX7のリアダイヤルに不具合があることに気がついた。リアダイヤルに露出補正をわりあてているんだけど、ダイヤルを左右のどちらに回しても露出がプラス方向に補正される。露出をマイナスにできない。

まいったなー。

Sponsored Links