静かな寺院を撮影する時は静音シャッターがあるミラーレスカメラが最適だね
今日はガルンガンといって、バリ島のお盆の初日。
先祖を迎えるこの日、バリ人は一日中祈って過ごしている。
と書くと、静かに座って祈る姿を想像するかもしれない。実際には式の準備や装飾やあれやこれやで人々はたいへん忙しく過ごしてる。忙しいなかでも祈りきるのが本当の祈りなのだそうです。
ガルンガンの日の朝は、村のお寺に集まってお祈りをする。
本当にきれいな光景。
静まりかえった寺院内を撮影するときは無音シャッターが切れるミラーレスカメラが最適ですな。こんな時に一眼レフのシャッターを切るのは無謀です。
この時、バリ人がなにを祈っているかというと「世界が平和でありますように」と念じているのだそうだ。寺院で「自分のお願いが叶いますように」と祈るのは不作法とされている。
バリ人は、純粋な祈りを神々に向けている。
大方の日本人なら、神社仏閣で祈るのは自分の願い事ではないだろうか。
日本では、神仏に自分本位なお願い事をする人が多い。本当は、大乗仏教でも自分本位なお願いは好ましくないとされているのだけどね。日本人は自己中心的な行いを嫌う傾向があるはずだが、なぜ神仏に対しては自分本位なのだろう。
バリ人は、自分本位な願い事をかなえてくれる神さまはいないことを知っている。
式の最中は人々の前に出られないから、写真は後方から写したものがほとんど。たまには違う構図を考えないとなあ。
式が終わったときは、お寺の門から村人がでてくるのを待ち構えて写真を撮る。逆光なんだけどそれがまたいい感じ。
三々五々、家路に着く。
このあと村人は、家の敷地内にあるお寺(と呼ばれているけれど、日本語の感覚でいうと祠)で、世界の平和を祈るのだった。
今日はややヘジーな天候なので、写真撮影には光が柔らかくてちょうどよかった。
式典中に、パナソニックGX7のリアダイヤルに不具合があることに気がついた。リアダイヤルに露出補正をわりあてているんだけど、ダイヤルを左右のどちらに回しても露出がプラス方向に補正される。露出をマイナスにできない。
まいったなー。
ディスカッション
コメント一覧
祈りの内容の件ですが、僕も含め日本人はもっとバリ島の方を見習わないとダメだな思いました(^_^)
僕はなかなか海外にはいけないのですが、機会を見つけて、是非バリ島の旅をしてみたいですね(^_^)
リアダイヤル不具合ですか…それは少し困りましたね!Σ( ̄□ ̄;)
純粋な気持ちでいたほうがいい写真を撮れると思いますので、ぼくもバリ人を見習って純粋な祈りを込めてシャッターを切るように心がけます(^_^)
リアダイヤルは困りました。
修理に出したらいいのか、それとも機種更新か。GX7に替わる機種が市場にないのが悩ましいです。