アサヒカメラ2月号「写真の無断使用への損害賠償請求マニュアル」が役立つぞ
本日発売のアサヒカメラ2月号。
緊急企画で「写真を無断使用する泥棒を追い込むための損害賠償&削除要請マニュアル」の内容が濃い。
ネットでおきた写真のパクリ被害を実例をあげて紹介しながら、無断転載されたときの対処方法が詳しく説明されている。
無断転載した相手に送るメールや内容証明郵便の具体的な書き方も載っている。文例は弁護士の監修を受けているから、これを参考にして抗議文を書けば威力があるだろう。
ちなみにぼくも取材に協力しています。
顔写真が載るとこそばゆいですな。
ほかには(というかこっちがメインの)鉄道写真家の櫻井寛さんがオリンパス OM-D EM-1 MkIIで撮影した豪雪の北海道巻頭写真から始まる総力特集がみもの。63Pもあって力が入っている。
こんな豪雪地でも完璧に撮影できるんだから、今後はマイクロフォーサーズだけで地球上どこへでもロケに出かけられるね。
別冊付録でプリント技術をUP!
今月号は「プリントは新時代へ」のキャッチが目をひく別冊付録がついている。
前半はキヤノンの新型プリンタの開発者インタビューなど、後半は正しくプリントをするための環境作りを軸にカラーマネージメントまでを説明してなんと36ページもある豪華版。プリントが上手くなりたい人は別冊だけでも手に入れたいくらいじゃない?
アサヒカメラ2月号は本日店頭に並んだばかり。
さあ、本屋さんへGo!
またはアマゾンでポチ!
アサヒカメラ 2017年 02 月号 [雑誌] | |
朝日新聞出版 2017-01-20 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ヨドバシカメラでも売っているから、カメラを眺めつつアサヒカメラを買ってもいいね。
Yahoo!ニュースにも取りあげられています。
Yahoo!さんはSTOP!NAVERの署名活動もニュースにとりあげてほしいです。
ディスカッション
コメント一覧
はじめまして。
いつも興味深く拝見させて頂いていますm(_ _)m
(私も)ブログの画像がカウモと言うキュレーションサイトに無断転載されたので問い合わせてみたのですが、「画像を消した(実際には他の物とすり替えた)から良いでしょ」みたいな返答があり、納得行かない旨を伝えると今度は数週間放置されてしまいました。
その後もテンプレ文章のいい加減な対応が続き、最終的には「(カウモは)対応しない。開示請求を提出しろ」とまで言われました…。
キュレーションメディア全体に対してハラワタが煮えくり返っています(¯―¯٥)
こんな無断転載行為には到底納得いきません^^;
今回のアサヒカメラさんの記事や有賀さんの今までの記事を参考に、ガッチリ抗議してやろうと思っています。
微力ながら、NAVERまとめ・Yahooの署名にも参加させて頂きます。応援しています!
MONOさん、こんにちは。
カウモも悪評が高いサイトです。
相手はMONOさんが諦めるのを待っているのですから、そんな手にのらずにガッチリ抗議しましょう! NAVERの署名にご協力ありがとうございます!
はじめまして。
NAVERまとめの記事を読んでこちらにお邪魔しました。
私もサイトを運営しておりますが、NAVERまとめに、ある記事の画像と文章の大半を”引用”されました。
素人ライターによる、全く本文がない、ただの切り貼り記事です。
海外に取材に行き、時間と労力を費やしたものを、一瞬で奪われました。
おまけに、SEOだけはしっかり対策されているNAVERまとめの方が、検索順位も上で、非常に悔しい思いをしています…。
NAVERまとめでは、先月より、無断で著作物を利用され、著作権者が訴えた場合、作成者の同意を得られなくても情報開示がなされるようになったとのことですので、現在、損害賠償請求を前提とした情報開示の手続きを進めています。
本来ならば、自主的にLINE社が対策を行わなければならないはずですが(きちんとblockquoteタグを使ったり、引用文字数>本文の文字数なら載せられないようにするとか、非常に簡単に出来ることはあるはずなのですが、それは自社にとってマイナスにしかならないとの考えなのでしょう)、現状それはあまり望めない状況ですので、著作権者が行動を起こしやすいよう、こうした情報が広がってくれれば良いなと思います。
ライターも、安易な著作権侵害には、色々なリスクがあることを認識して欲しいと思います。
Kさん、はじめまして。
海外取材をしてまとめた記事が、NAVERまとめにそっくりパクられた上に検索順位でも下位に位置してしまう理不尽さ、ぼくにもわかります。
LINE株式会社・上級執行役員の島村武志氏のインタビューから、同社のまとめ記事に対する意識が窺いしれます。島村氏はまとめ記事についてこう述べています。『専門家ではない人がネットに落ちている情報をもとに(中略)記事をまとめるケースが増えてきました。』(TechCrunch Japan 1月10日)
http://jp.techcrunch.com/2017/01/10/line-shimamura/
『ネットに落ちている情報』ですからね。
Kさんや、ぼくが、海外取材をしてつくりあげた記事は、LINE社にとってはその辺に落ちている情報でしかないんです。落とし物を有効活用している感覚なのでしょう。まったくひどい会社があるものです。
ぜひ、損害賠償請求を進めてください。