ワルンで飲むバリコーヒーのおいしさが分かればバリ通になったと言える

バリ島

バリ島に行ったら、みんなが飲むのがコピバリ(たぶんね)。

バリコーヒーのことで、バリ人のお宅へお邪魔するとまずはこれでもてなされることが多い。大概のレストランやワルンにも置いてあるからツーリストでも飲む機会が多いだろう。

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コピバリは、パウダー状にしたコーヒーをコップに入れ、お湯を注いでから飲むスタイル。もともとコーヒーは、原産地であるエチオピアやアラブではそうして飲むものだった。のちに西洋人がドリップ式を開発して、今の日本人はそれに親しんでいる。だからコピバリは、コーヒーのオリジナルに近い姿をしているのだ。

もっとも、オリジナルに近いのはお湯を注ぐ方法だけで、肝心の味はかなり違うだろう。
実際、コピバリをおいしいという人はあまり多くない。日頃からおいしいコーヒーを飲み慣れている外国人だけでなく、ローカルのバリ人でも「あれはちょっとなあ」というくらいだ。というのも、安い豆を使っていることも理由だが、コーヒー粉に増量のため米やトウモロコシを混ぜているケースが少なくないらしい。

そうしてついた別名が「泥コーヒー」。

泥のような味がするからだそうだが、ひどい言われようである。しかしぼくもそう感じることがある。感じてはいるが、しばらくバリ島にいると、コピバリの味がだんだん気に入ってきて、ワルンに入るとつい注文してしまう。

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Posted by ariga masahiro