飛行機が13時間も遅れたうえに、スーツケースはさらに2日も遅れて到着した件
一昨日は13時間遅れでバリ島に到着した。おかげで初日はスミニャックビーチでのんびり寝そべるつもりだったのに中国東方航空の機内で中国人に囲まれて過ごしてしまった。
問題はそれでは終わらなかった。デンパサール空港の預け荷物を受けとるターンテーブルで、自分のスーツケースを待っていたがとうとう最後まで出てこなかった。ロストバゲッジだ。
ぼくはロストバゲッジはこれがほとんど初めての経験。
荷物受けとり場の外れにあるBaggage Serviceというオフィスにいって事故申請をした。係の娘がパソコンでクレームタグの番号を調べてくれたが、ぼくのスーツケースが今現在どこにあるのか分からない。仕方がないから事故申請書に必要事項を書き込んで、この日は空港を出ることにした。
カメラ・レンズ・ストロボ・交換電池など、主な機材は手荷物にして機内に持ち込んでいるから初日の撮影は特に心配はしていない。けれども三脚やレンズ清掃キットなどあると便利な品がないのはイタイ。それから着替えがないのは更にイタイ。
何の連絡もないので電話する
係の娘は「何か進展があれば電話かメールで連絡します」と言っていたが、翌朝、日が高くのぼっても何の連絡もなかった。もしかしたらぼくの荷物は紛失してしまったのだろうか。このまま永久に出てこなかったらどうしよう。午前11時になって心配になりこちらから電話をしてみた。
電話口の係は「あなたの荷物は上海空港にあることが確認されました」「今晩の便でバリ島に届きますので、明日ホテルにお届けします」と答えた。
分かってるなら早く連絡をくれよ。
しかし明日はホテルを移動する日だ。しかし配達は午前11時開始というのから間に合わない。移動先に送ってほしいと思ったが次の宿泊地はシドメン村だからやや遠い。また行方不明になったら困るし諸条件を考慮して、翌朝9時に自分で空港にスーツケースを受けとりに行くことにした。
ようやくスーツケースと再会できた
スーツケースは事故申請をしたBaggage Serviceで保管しているから、空港内に入らなければならない。
朝9時に空港に到着して、セキュリティチェックはぼくみたいなヒトが毎日いるからだろう、すんなり通過できた。これまでの苦労を考えたら拍子抜けするぐらい簡単だ。
Baggage Serviceのオフィス前には大小の荷物が15あまりも並んでいた。昨日は少なくともこれだけの紛失荷物があったのだなあ。そのなかからぼくのスーツケースを見つけて手に取った。
午前9時のデンパサール空港は到着客がおらず閑散としていた。
ツーリストがぜんぜんいないせいか、通関時に税関員が集まってきて暇つぶしにぼくの荷物を調べはじめ「職業は何だ」「このカメラは新品か、風景を撮るのか」「これは何に使うのか」などと質問されてまいった。
いつもは税関はほとんど素通りなのに、今日に限って質問攻め。ここで思わぬ時間をとられたが、空港INからOUTまでぜんぶで30分のできごとだった。
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