標準レンズ一本だけで、飛騨高山の古き町並みを撮り歩く
江戸時代の雰囲気が感じられる飛騨の高山。この町をスナップして歩くときはカメラにどんなレンズを着けようか。
神レンズと誉れ高いPanasonic 20mm F1.7 IIをGX7に着けることにした。
マイクロ4/3の20mmは、フルサイズ換算40mmの準標準レンズ。
その昔、オリンパスに40mm F2という薄型の準標準レンズがあった。オリンパスOMシリーズを生みだした同社の米谷さん自身がもっとも気に入っていたレンズのひとつで、やはり神レンズと呼ばれていた。学生時代のぼくはOMユーザーで、この軽くて色がきれいに写るレンズが大好きだった。
40mmレンズは、50mmレンズほどには画角が狭くない、しかし35mmレンズほど広くもない。スナップにちょうどいい焦点距離のレンズなのだ。
しかし現在はこの画角のレンズはオリンパスではなくパナソニックから発売されている。今日はこれだけで町を歩くことにした。
パナ20mmは繊細な描写をたのしめるいいレンズだ。ボケもきれい。
高山は外国人のツーリストが多い。
観光客の2/3は外国人ではないか。
台湾や香港からの客がレンタカーで紅葉を楽しみながらやってくる。西洋人はレンタサイクルで町を走る。そういう時代なのだと感心するばかりだ。
田舎町だから夕方5時にはほとんどの店が閉まり、往来もなくなる。
歩いているのはみな外国人ツーリスト。
感度ISO500、シャッタースピード1/10、絞りF1.8で夕景を撮影。
RAWで撮影してLightroomで現像した。
標準レンズ一本で旅をスナップするのはなかなかいいものだ。ズームレンズと違って視座がスッキリする。
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