今年の大掃除は心がときめく
新年を迎え、大掃除が着々と進んでいる。
というのも1月下旬に引越をすることになったので、最終的にはタンスも冷蔵庫も運び出してからゆっくり部屋を掃除するから、年末は特別な掃除はしなかったのだ。
引越にあたって、不要なモノと必要なモノを選別しなければならない。しかしそれはぼくには大変な作業で、なかなか進まない。少し手を動かすごとに懐かしい本を読み始めしまうし、何年も着ていない服もいつか将来着なければならないシチュエーションがやってくるかもしれないからとっておく。
そんな時に読んだのがこれ。
近藤麻理恵の「人生がときめく片づけの魔法」。
近年のベストセラーで、メディアでも頻繁に紹介されているからご存知の方も多いと思う。国内だけでなく、海外でも人気があり、昨年は英国で『The Life-Changing Magic of Tidying』とそのまんま直訳のタイトルで出版されて話題になった。そのほか25ヵ国で翻訳されているというからスゴイ威力だ。
ぼくはこれまで知らなかったんだけど、英国での出版に合わせたタイムズ紙のインタビューを読んで感心して、さっそく「片づけの魔法」を本屋で購入した。
近藤麻理恵が人生をかけて編み出した片づけの方法は、「触った時に心がときめくようなら自分に必要なもの、ときめかなければ不要なもの」という案外シンプルなスタイル。頭で必要かどうかを考えると混乱するので、考えるのではなく、心で判断するのだ。シンプルではあるがパワフルな内容だった。
この本に書かれている通りにやっているお陰で、作業がはかどる。
ぜんぶ終われば、心の汚れも部屋の汚れもすっかりなくなって、きれいさっぱり新しい人生が始まっている筈だ。
ときめかないモノは持たない、買わない、が近藤麻理恵のスタイル。
しかしだ。
ぼくは、ヨドバシカメラに立ち寄ってカメラを触ると、どのカメラにも心がときめいてしまう。
ときめいたらカメラもレンズも買いだ!
てなことにならないよう、心に鍵を付けておかなければ。
片付けるときはトキメキで判断し、買うときには冷静に、が本年の一年の計なのだ。
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